兼松コミュニケーションズは7月25日、Urthが提供するメタバースオフィス「V-air」シリーズを活用し、同社の法人向け通信・ソリューション商材やサービスをメタバース(仮想空間)で展示するショールームを開設したことを発表した。
このメタバース・ショールームには、専用のゴーグルなどが無くてもPCやスマートフォンからブラウザーベースで入室が可能。空間内では、商材やサービスの詳細を360度立体的に見られるため、商品への関心・理解を促す効果が期待できるという。
兼松コミュニケーションズの法人向け取扱い商材は、スマホやタブレット、回線の提供のほか、スマホなどのキッティングや、契約した回線を管理するソリューション、セキュリティーツールに至るまで多岐にわたる。
そのような状況の中、既存のコーポレートサイトへ掲載しただけでは訪問者がラインアップを直観的に把握することが難しくなっていたため、今回、リアルな展示会のように鳥瞰的(ちょうかんてき)に目に触れることが可能なメタバースでのショールームを開設したという。ショールーム内にミーティングスペースを設けることも可能で、同社のショールームから確認できる。
さらに同社は、Urthと共同でメタバース・ショールームの受託制作を開始し、「店舗やオフィスをメタバースで再現してみたい」「ゼロから構築する手間を省きたい」「費用を抑えたい」といった企業のニーズに応えていくという。
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