パナソニック オートモーティブシステムズは7月24日、新世代ワイヤレス充電器がトヨタ自動車の「新型アルファード/ヴェルファイア」に採用されたと発表した。
本製品は、従来のムービングコイル方式に加え独自の充電アルゴリズムを採用することで従来品に対して体積比3.6倍の充電範囲を実現し、より幅広い形状のスマートフォンを高効率で充電することが可能。商品力向上に大きな成果を上げたことを評価され、トヨタより2023年度「新型アルファード・ヴェルファイア プロジェクト表彰 技術の部」を受賞したという。
同社独自のムービングコイル方式は、スマートフォンを充電トレイに置くだけで充電最適位置にコイルが移動して充電を開始。幅広い形状のスマートフォンに対応できるほか、低い熱損失、高い充電効率を維持することが特長。
また、走行時の振動でスマートフォンの位置ずれが発生し充電が停止した場合でも、ずれたスマートフォンの位置を検知し、充電器側でコイルが位置補正することで、自動で充電を再開するとのこと。
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