日本円ステーブルコイン「JPYC」を取り扱うJPYCは、第三者型前払式支払手段の加盟店の事前募集を開始すると発表。あわせて、3月29日付で第三者型前払支払手段発行者として登録を完了していることも発表した。
同社は今回、より多くのユーザーに便利に利用してもらうため第三者型前払式支払手段の登録を完了したことを報告。
これまでJPYCが取得していた「自家型前払式支払手段」では、購入していただいたJPYCは「JPYC販売所」にてギフト券（Vプリカ、gifteeBox）との交換や、川根本町の施設宿泊券との交換で利用されていたが、第三者型取得後にはさらに各加盟店舗の店頭などでの利用が可能となる。
今後は、JPYCを利用して各加盟店の店頭やECサイトなどでの利用が可能になるほか、加盟店は既存のクレジットカードやQRコード決済に比べ、安い決済手数料でJPYCを日本円に償還することができるという。
なお、同社は以前より発表および延期を知らせている「ふるさと納税」などへも使用可能になるように準備を進めていくとしている。
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