ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。最近は気温が高い日が続き、ふだんは食欲旺盛の筆者もバテ気味に。そこでチュルリといただける“釜玉そうめん”を作ってみたり、“冷やしペヤング”を作ってみたりして、英気を養っていました。
夏の麺といえば、忘れはいけません。日高屋の「冷麺」があります!
夏の新定番、日高屋の「冷麺」
東京を中心に関東圏に展開する大衆食堂のチェーン「日高屋」。アタマに「熱烈中華食堂」がつくことでお馴染みです。なお、ご存じの方には定番ネタですが、運営会社は株式会社ハイデイ。ハイ=高、デイ=日です。お分かりですね。
日高屋では2021年から夏季限定で「冷麺」(640円)を出しています。盛岡風の冷麺ですね。今年も6月2日から夏季限定で発売中。
ビーフと昆布だしをブレンドした、コクと旨みがありつつ、フルーティーで酸味が感じられるスープに、専用粉を真空ミキサーで混ぜ合わせた、つるつるでコシのある麺を合わせ、白菜キムチ、わかめ、きゅうり、チャーシュー、薬味ネギをトッピングした涼し気な一品。
こちらいただいてみましょう!
スープはどうでしょう。澄んでいてキレイな色味ですね。
やわらかい酸味がきいた、さっぱりしたスープ。本場の盛岡冷麺に詳しくないので、比較こそできないのですが、かなりそれっぽい感じがします。というか、盛岡風かそうであるか関係なしに、普通においしいんです!!
麺は、透明感ある太麺で、ムチッ、プチッと、ややかためで弾力があります。それがまた、なんとなく冷麺らしい、いい雰囲気。
食べ進めるとキムチがスープと混ざってきて、アクセントに。キムチはそこまで辛いわけではないので、酸味のあるスープと自然にマッチします。
酸味がある冷たいスープがいいですね、すすってもすすっても飽ききません。きゅうりなど野菜の歯ごたえもあり、健康的な感じもします。食欲のない日にもスルスル食べ進められる、まさに夏向けなメニュー。これはクセになるぞ!
ちなみに見た目の印象で「量が少なかったらどうしよう」とちょっと懸念してました。見た目にオシャレなメニューって量が少ないことあるじゃないですか。……あるかな? まぁそんな気がして、半チャーハンを付けましたが、食べてみると冷麺だけでボリューム感はしっかりとありました。さすが、日高屋!
ただ、さっぱりしているので、半チャーハンや餃子をつけても、どんどん食べられちゃいますね。
夏限定なので気になる人はお早めに!
筆者は、日高屋の冷麺を今年初めていただきましたが、いい意味で日高屋らしさを感じさせない(失礼)おいしさで感激。いや、悪口じゃないんです。日高屋って、「ガパオ汁なし麺」「バジルチキンライス」とか攻めたメニューを出してくることがあって、それがチャーミングな魅力でもありますが、この冷麺はまっすぐに正攻法で、なおかつ過不足なく満足できる一品。ワガママを言うなら煮玉子を加えてほしいとかありますが、自分で追加すればいいのでしょうね。
というわけで夏限定メニューなので、まだ食べたことな人はぜひ食べてほしいです。640円という手頃な価格でリピートしたくなるクオリティですよ。
ちなみに、日高屋というと、「黒酢しょうゆ冷し麺」(600円)が夏の定番商品として毎年出ています。もちろん今年も健在! 冷し麺のほうは冷し中華のような趣なので、名前は似ていますが中身は全然違います。まだ食べたことない人は、冷麺か冷し麺か、両方食べてみてどちらにハマるか比べてみてもおもしろそう。
最後に。忘れてはいけません。日高屋では8月末までの期間限定で生ビール20円引きキャンペーンを実施しています。通常340円の生ビール中ジョッキが期間中320円に。餃子とビールを楽しんで〆に冷麺もいいかも!
※記事中の価格は税込み
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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