KDDIは7月18日、衛星ブロードバンドStarlinkの利用シーンを拡大すると発表した。
海上・山小屋・音楽フェス、大規模屋外イベントなどで活用するほか、沖縄県でも法人・自治体向けにサービス提供を開始する。海上では航海に必要な情報の収集やDXによる作業の効率化、乗客/乗員へのWi-Fi提供などさまざまなユースケースが想定される。宿泊・休憩・避難を目的とした山小屋では、より安全で快適な登山活動を支援する「山岳DX」、利用者が局所的に集まる音楽フェスでは、通信回線混雑の緩和やキャッシュレス決済などの「イベントDX」を実現。
また、法人・自治体向けの「Starlink Business」にて、Starlink衛星同士が通信をすることで地上局から離れた場所でのエリア化を実現する「衛星間通信」により沖縄県を対応エリアとして追加。これにより日本全国での利用が可能となった。
なお、Starlinkをバックホール回線として利用するau基地局は、2023年度内に5G対応基地局も運用開始予定。
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