週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

その名も「ハレと穂」

象印のビールって? 炊飯試験で炊いた「ごはん」を活用 気になる味は

2023年07月14日 19時15分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。3連休はビール日和だ! 炊飯器でお馴染みの象印マホービンがビールを出したのでさっそく飲んじゃいました。

象印のビール「ハレと穂」

象印 ハレと穂

 象印マホービンは、炊飯試験で炊いたごはんを原料に活用したクラフトビール「ハレと穂」を商品化しました。6月21日より同社の「象印食堂(大阪本店、東京店)」でほか、伊勢角屋オンラインストア、イオンリカーの各店舗(四谷店、日吉店、蒲田店)で販売しています。

象印 ハレと穂

 330ml瓶でオンラインストアでの販売価格は660円。製造元は伊勢角屋麦酒です。

炊飯試験で炊いたごはんを活用

 国内の炊飯器メーカーで指折りのシェアを誇る象印マホービンは、高温でごはんを炊き上げる「炎舞炊き」など人気です。炊飯器を開発する際には、試作機でごはんを炊く炊飯試験を大量に行ないます。そのためどうしてもごはんのロスが出てしまうんですって。

象印 ハレと穂

 そのごはんをビールの副原料に活用したのが「ハレと穂」。ビールは通常、麦芽とホップと水で作られます。「ハレと穂」でも基本的な原料や工程は同じでありつつ、麦芽を糖化する工程で、炊飯試験で炊いて冷凍しておいたごはんを投入。糖化工程では、でんぷん質が糖に変わりビールのもととなる麦汁が生み出されますが、この「麦汁のもと」にごはんも加えた、といったイメージです。

象印 ハレと穂

 お米をビールの副原料に使うことは珍しくはありませんが、こちらは炊いたおこめを使用しているのがポイントです。「ハレと穂」では、さらに副原料に白ブドウ果汁を加えていて、和食に合わせやすい爽やかな味わいのビールに仕上げています。

 ビールの種類としては日本では一般的なラガービール。アルコール度数は5%です。

フルーティーで爽やか!食事に合う!

 実際に飲んでみると、シュワっと爽快なビールの発泡感、風味と共に白ブドウ果汁のみずみずしさが広がります。苦みはそんなになく、口当たり軽快。後味の抜けもよく、ドライな飲み心地です。

象印 ハレと穂

 ごはんの風味を感じるかというと、おそらくわずかに使っているだけなのでしっかりとはわかりませんが、やや甘口で優しい風味なのは、“ごはんさん”のおかげなのかもしれません。

 食事とあわせてもとても飲みやすいビール。ビール好きの人はもちろん、フルーティーなので苦いビールはちょっと苦手という人もおいしくいただけそうですよ。1本660円とややお高めですが、ストーリー含めてクラフトビール好きの気持ちを潤してくれること間違いありません。ちょっとした贅沢ビールとして注目あれ。

 7月14日(金)19時30分~生配信でお届けする「おつかれカンパイちゃん」(エリアLOVEwalkerチャンネル)でもハレと麦を飲みますよ! ぜひ見てくださいね!!

■関連サイト


ナベコ

酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事