タンレザーの高級感溢れるインテリア
タンレザーのシートに目を奪われる室内。ヘッドレスト、フロアーカーペットに20周年の記念ロゴが見えます。「ここにも20周年……」と、若い唯さんはポツリ。さて、久しぶりのアテンザかなと思いきや「結構インテリアが違うんですね」とのこと。逆に言えば、今風にアップデートされている、ということなのでしょう。インテリアの雰囲気には満足気で、「この前のCX-60もですが、イイモノ感がありますね」と笑顔。乗降性は文句ナシです。
カーオーディオはBOSEのシステムを採用。中低域に量感をもたせたサウンドバランスで、耳あたりのよい柔らかな音が楽しめます。
メーターはLCD全盛の世には珍しい指針式。逆にこちらの方が見やすかったりします。中央の速度計のみLCD画面で、様々なインフォメーションが表示できます。「このメーターパネルの感じがマツダですよね」と、見慣れた画面に安心です。ヘッドアップディスプレイも搭載していますが「これはあってもなくてもどっちでもいいですね」とのこと。
運転席まわりを見回すと、コインポケットがあったり、グラスケースがあったり、スロットインDVDプレーヤーがあったりと、イマドキのSUVでは見かけない装備がちらほら。クルマの中でのお化粧直しに便利なサンバイザー裏のミラーはスライド式で、駐車券を挟むスペースもちゃんと用意されています。ちなみに唯さんは最初、コインケースを「これ、灰皿?」と勘違い。ちなみに彼女は喫煙者ではありません。
ASCII.jpに重要なUSB端子はアームレストの中にあり、タイプAが2系統。うち1系統はインフォテイメントシステムとつながります。12Vのアクセサリーソケットもアームレストの中。アームレスト内に置くことで、ケーブルまわりはスッキリするのですが、いちいち開けたりするのが面倒。あと、12Vアクセサリーソケットはポータブルバッテリーを使う人からすると「ケーブルをさしたらフタが閉めづらい」ということも。挟まれて置かれたSDカードスロットはナビのアクティベートなどに用います。コッソリAUX端子が用意されているのですが「イマドキ、ライン入力でクルマと接続することってあるのかな?」と思ったり思わなかったり。
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