Metaは7月13日、クリエイター向けにサブスクリプションサービス「Meta認証」を、同日より日本でも順次開始することを発表した。
Meta認証はInstagramとFacebookで利用でき、公的機関発行の本人確認書類を提出することでアカウントが本物であることを示す認証バッジがつくほか、積極的なアカウント保護、日本語を含むアカウントサポートへのアクセスが可能になる。
Meta認証サブスクリプションの特典は以下の通り。
・認証バッジ：公的機関発行の本人確認書類を提出することで、登録者が実在の人物であり、アカウントが本物であることを示す
・なりすましに対するアカウント保護：オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリング
・アカウントサポート：一般的な問題について担当者によるサポート（日本語も対応）
・登録者のみが利用できる限定機能：InstagramとFacebookのストーリーズやリールで利用できる特別なスタンプ
Meta認証のサブスクリプションは、InstagramもしくはFacebookから直接購入することが可能で、日本の場合、iOSとAndroidでは月額1990円、ウェブ上では月額1592円。登録方法や支払いについて、詳しくは各ヘルプセンター（Instagram、Facebook）から確認できる。
公人、著名人、有名人、ブランドとして特定の要件を満たしており、すでに認証バッジを取得しているInstagramあるいはFacebookのアカウントについては、今後も無料で認証バッジが維持される。また、引き続き既存の方法で無料の認証バッジをリクエストすることも可能。
現時点でMeta認証を利用できるのは、利用資格を満たしている個人と、プロフェッショナルプロフィールを利用しているクリエイターのみで、ビジネスプロフィールは申請の対象外となる。長期的には、クリエイターだけでなく、ビジネスやその他のコミュニティーも含めた対応を予定している。
Meta認証を利用できる対象は、以前の投稿履歴など最低限のアクティビティー要件を満たしている18歳以上の人。申請するInstagramあるいはFacebookのアカウントのプロフィール名、および写真と一致する公的機関発行の本人確認書類を提出する必要がある。
Meta認証は、最初のテストを2月からオーストラリアとニュージーランドで開始し、サブスクリプションの登録者に対して提供する価値について継続して意見を収集した結果、特に認証バッジとアカウントサポートについてクリエイターからの要望が多かったという。今後もフィードバックをもとに進化させていき、新たな機能を検討していく予定としている。
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