「HKT48」で最後の1期生メンバーとして活躍する本村碧唯（もとむら・あおい）さんが、卒業記念フォトブック「未来の手前」（発行元：双葉社、定価：2800円）の発売記念お渡し回を7月8日、ブックファースト新宿店で開催した。
チームKIVの2代目キャプテンも務めていた本村さんは、昨年11月にグループからの卒業を発表。デビューから12年におよぶ活動のなかで、写真集などが出なかったのが不思議なくらいだが、最初で最後となるファン感涙のフォトブック発売となった。
――率直な感想から聞かせてください。
【本村碧唯】ファンのみなさんは私が本を出したかったことを知っていたし、うれしい気持ちでいっぱいです。わがままを言って形にすることができて、本当によかったです。
――どんなロケでしたか？
【本村碧唯】打ち合わせのときに「緑があってキャンプができる場所がいい」と伝えたら、山梨県に行くことになりました。グランピングもネイルもやって、サウナに入ってロウリュウ（石に水をかけて蒸気を昇らせる）もやって、大自然のなかで楽しく過ごせました。
――お気に入りは？
【本村碧唯】（山中湖の）湖面に立っているショットです。まだ春ですごく寒かったのですが、出来上がった写真を眺めてみたら、すごく神秘的できれいだと思いました。
――ほか注目は？
【本村碧唯】最後のほうに載っている1期生メンバーや両親からの直筆メッセージ。いまでもよく連絡はとっているし、たぶん泣かないと思っていたら、昔のことも思い出して嘘みたいに泣いちゃいました。
――やめないで続けてほしいという意見もありますが。
【本村碧唯】（現・チームKIVキャプテンの）松岡はなちゃんに会うたびに「卒業やめない？」と言われますが、1期生全員がいなくなったHKT48を見たい気持ちもあるし、どう成長していくかも楽しみなので（卒業は）やめません！
――卒業後は？
【本村碧唯】ダンスやネイルなど、やりたいことを全力で楽しみながらゆっくりしたいです。アイドルになりたい子をサポートしたい気持ちが強いので、福岡県でダンス教室とかをやれたらいいなと思っています。
7月17日に福岡サンパレスホールで「本村碧唯 卒業コンサート ～唯一碧く輝く宝石～」が開催され、7月23日のHKT48劇場での公演が本当のラスト。「この12年は長かったし、ずっとメンバーと一緒にいたので、たぶん数日経ってから卒業を実感するのだと思います」と締めくくった。
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