クラーク記念国際高等学校、メタバース空間上に「CLARK FUTURE HERITAGE MUSEUM(クラーク未来遺産ミュージアム)」構築を目指す産学連携授業を実施
クラーク記念国際高等学校は7月20日、ZEXAVERSE(ゼクサバース)、シヤチハタ、シヤチハタブランドアンドセキュリティーズと産学連携授業を実施する。
同校では「“好き”を“得意”に」発展させ、個性を際立たせ成長を目指す教育を1992年の開校当初より進め、さまざまな分野において多くのプロフェッショナルや企業と連携し、社会性の高い実践的な授業展開を図っている。今回の産学連携協定は、同校とZEXAVERSE、シヤチハタ、シヤチハタブランドセキュリティーズが相互に連携することにより、それぞれの資源を活用した次世代型の教育機会を創出し、子供たちがWEB3.0の時代において社会発展に寄与する人材として成長することを目的に締結。社会実装型の教育の場としてメタバースを活用する。
今年度の授業ゴールとして、メタバース空間上に「高校生目線で100年後に残したい日本の美を記録する」ことを目的に「CLARK FUTURE HERITAGE MUSEUM(クラーク未来遺産ミュージアム)」を構築。地元の自然、伝統工芸、祭りなどの未来遺産を生徒たちが取材・撮影し、未来遺産の認知拡大活動に貢献する、全国に学習拠点を持つクラーク国際ならではの取り組みとなる。結果として未来遺産が継承されていく可能性を高めることが期待される。
主な授業内容として、ドローンの操縦および撮影技術を学び、対象物を様々な角度から多面的な撮影を実施。同校が全国に設置する学習拠点において、地元の観光資源などを撮影し、メタバース上で「未来遺産」コンテンツの充実化を図る。将来的には外部にも開かれたメタバース空間を構築し、観光客の獲得を目指すという。
また、次年度以降はCLARK FUTURE HERITAGE MUSEUMをメタバース上に構築する上で得られたナレッジを活用し、「WEB3.0教育」をクラーク国際の全国の学習拠点にて実施する予定。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります