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省スペースながら結構組みやすい&エアフローの工夫も満載!

このサイズで高性能PCに!? CORSAIR縦長ケース「2000D」がスゴイ

2023年07月14日 11時00分更新

メッシュ構造でエアフロー良好、365mmビデオカード搭載可能な本格派

「iCUE 2000D RGB AIRFLOW WHITE」、実売価格3万円前後。PCケースとしては珍しい縦長のフォルムが印象的

背面にはマザーボードのI/Oパネルが露出せず、ケース底面からアクセスする独自仕様。背面下部の空間はケーブルホールとなっている

 「iCUE 2000D RGB AIRFLOW WHITE」は、本体サイズおよそ幅200×奥行271×高さ458mmの縦型ミニタワーPCケース。一般的なミドルタワー型のPCケースは縦幅、奥行ともに長くなりがちで、設置スペースにはそれなりの制約が生まれるのは周知のとおり。本製品の場合、フットプリントを縦横ともに300mm未満に抑えているため、省スペースで狭い机にも設置しやすいサイズ感が大きな特徴となっている。

フロント。このままでも内部の120mm RGBファン「iCUE AF120 RGB SLIM」が見えるが、完成時には発光する

 注意点としては、ミニタワー型だけあって搭載可能なマザーボードがMini-ITXフォームファクターに限られる点が1つ。もう1つは電源ユニットで、一般的なATX電源よりコンパクトなSFX、SFX-L(最大130mm)規格に準拠したユニットのみ搭載可能となっている。

側面もメッシュ構造を採用しており、中身が透けて見える

背面にもフィルターを用意。右側面に点々と配置されたテープは、完成時に上部から出てくる延長電源ケーブルを這わせるためのもの

 小型PCはパーツがぎっしりと詰まる都合上エアフローを確保しにくい場合も多いが、本製品はトップ、フロント、サイドの各面にメッシュパネルを採用することで、コンパクトながらエアフローに優れた構造を実現。各メッシュ面にはダストフィルターを備えることでホコリの流入を防ぎつつ、メンテナンス性にも配慮している。

上部にはCORSAIRのロゴマークを配置。この上部パネルも取り外し可能だ

底部にはカバーが装着されているが、このカバーを外すことでマザーボードのI/Oにアクセスできる

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