専用アプリ「Divoom」を用意
スマホと一緒に使うデバイスです
ワイヤレス通信はBluetooth 5.0。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFP。iOSまたはAndroid端末に専用アプリ「Divoom」をインストールすれば、ピクセルアートのカスタマイズ、音楽再生、アラーム、音声メモ、ゲーム、騒音計などなど、さまざまなアプリを利用可能。Wi-Fi非対応なので、基本的にスマホとセットで利用するデバイスということになりますね。
DITOO PROイチオシの機能はやはり「アニメーション」機能。16×16ピクセルのドット絵を描いて動かせるのは超楽しい! ブラボー!! (……なんじゃないかな、たぶん。)いや、あのですね。頑張ったんですけど、私にアニメ絵の才能は皆無でした。とりあえず猫ちゃんのドット絵だけ1時間かけて作成したので、こちらで許してほしいニャン。ニャン?(←ダメ押し)
もうひとつ気に入ったのが「通知」機能。あらかじめスマホとDITOO PROの連携設定を済ませておけば、スマホアプリに通知が届いた際に、DITOO PROに通知が表示されます。スマホをカバンの中などに入れたままでも、DITOO PROに大きく表示されるわけです。机の片隅に置いておけば重宝間違いなしですね。
こんなデザインコンセプトの
オールインワンパソコンが発売されてほしい!
連載開始3回目にして、そろそろおなじみになったかもしれない主観的評価ですが、「エモ度」は100点満点中85点、「レトロ度」は95点です。本当に申しわけないのですが、今回借用したブラックモデルでは若干エモ度を減じずにはいられませんでした。なんかー黒電話っぽいんですよねー、なんかなんか。
メーカー様におかれましては「なんだそれ!」と憤りを抑えられないかもしれません。ブルー、グリーン、ピンク、イエローモデルだったら「エモ度」は100点満点中、1億点です。
「レトロ度」を高得点にした理由は、ブラウン管を彷彿とさせるフォルムと、メカニカルスイッチのキー。15W出力の48mmフルレンジスピーカーを小型ボディーに内蔵するために、必然的にこのようなフォルムになったのは重々承知しつつも、こんなデザインコンセプトのオールインワンパソコンが発売されてほしいなーと思いました。ベアボーンキットでもいいので!
DITOO PROは単なるレトロな置物ではなく、16×16ピクセルと制限されているなかでのクリエイティブな楽しみと、SNS通知などの実用機能が搭載。ユーザーでなければ使いこなせない微妙に難解な操作体系も逆にいい感じ。私もドット絵を描く楽しみに目覚めてしまったので、自腹購入待ったなし。でもアニメ絵だけは勘弁ニャー!
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