ダイナテックは7月11日、宿泊予約システム「Direct In S4」にてクーポン機能をリリースした。
Direct In S4は国内3500施設が導入している宿泊予約システム「Direct In」の最新モデル。自社ウェブサイトのプランをGoogle ホテル広告やYahoo!トラベルに自動で掲載する機能を標準提供。また、SNSアカウントによる「ソーシャルログイン」や「自動翻訳付き多言語機能」など機能強化が図られている。
新たに搭載したクーポン機能は、今年2月にリリースした「ポイント機能」「会員ランク機能」に続くものでバリューコマースと共同開発。クーポンを発行するだけではなく、その後の管理・運営についても使いやすく業務DXに繋がる管理画面機能を提供。
新規顧客に向けた会員登録特典「ウェルカムクーポン」や、既存会員に向けて利用回数や金額に応じてランクに合わせた特典クーポンの発行も可能なほか、誕生日月で利用可能な「バースデークーポン」といった機能も備える。また、グループ施設で利用の場合は、施設単位だけでなく、グループ共通の設定も可能。グループ全体の会員組織強化にも効果を発揮。
クーポンには、クーポンを獲得するとプラン画面にクーポン利用時と通常時の価格を併記する「獲得型」と、事前にメルマガやSNSでコードを配布して予約情報入力画面にて対象コードを入力する「コード入力型」の2種類があり、割引は「%指定」もしくは「金額指定」のいずれかを選択できる。コード入力型と獲得型の両方を適用させることもでき、地域割など自治体による割引はコード入力型にし、宿泊施設側で獲得型のクーポンを発行するなどの柔軟な使い方も可能となっている。
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