ローランド ディー.ジー.は7月12日、大判インクジェットプリンター「DGXPRESS」の新製品として低溶剤インクに対応したプリント専用モデル「ER-642」を発表した。
新たに採用した微細なインク滴を高密度に吐出できる大型プリントヘッドと、新開発の高速データ制御技術により、塩ビ印刷用の900×600dpiモードで46.8平方m/h、バナー印刷用の600×1200dpiモードで76.1平方m/hという高速の印刷が可能。また、プリントヘッドの吐出コントロールやインクの組成、プリンターの特性などの組み合わせの中から、画質とスピードのバランスを追求し、鮮やかな色彩とニュートラルなグレー、滑らかなグラデーション表現を併せ持った美しいグラフィックをスピーディーに出力。さらに部品の徹底した共通化を図ることで、コストパフォーマンスに優れた製品としている。
メディアを差し込むと自動的に吸着して簡単に正確なセットアップできるメディアセットアップ機能、斜行を抑えて正確な巻き取りを実現するメディア巻取装置、出力完了後にミシン目に沿ってメディアを簡単に切り離せるミシン目シートカットなど、作業効率を向上するなどの機能を搭載。
印刷幅は最大1615mm(最大用紙幅1625mm対応)、最大解像度は1200dpi、500mlカートリッジインク(CMYKの4色)を採用する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります