Twitterを運営するXは7月5日、閲覧制限措置について改めて説明すると共に、事前告知なしで措置を講じた点について釈明した。
同社によると今回の閲覧制限措置の目的は、以下の2つ。
- AIモデル構築のためにTwitter上のデータをスクレイピングする行為の阻止
- プラットフォーム上の人々や会話を操作する行為の阻止
閲覧制限開始直後の7月2日に同社のイーロン・マスク氏がツイートした内容と概ね一致しており、同氏の発言を公式に発表した形となる。
To address extreme levels of data scraping & system manipulation, we’ve applied the following temporary limits:
— Elon Musk (@elonmusk) July 1, 2023
- Verified accounts are limited to reading 6000 posts/day
- Unverified accounts to 600 posts/day
- New unverified accounts to 300/day
実施前に告知しなかった件については、事前告知してしまうと悪意のある行為者が手口を変える可能性があるため、事前告知なしで実施する必要があったと説明した。
なお、同日現在、制限の影響を受けているのは少数のユーザーに留まり、広告への影響も最小限に抑えられているとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります