週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

STマイクロエレクトロニクス、高集積の超音波IC「STHV200」を発表

2023年07月05日 19時30分更新

STHV200

 STマイクロエレクトロニクスは7月5日、超音波IC「STHV200」を発表した。

 本製品は、リニア・ドライバーとパルス・ドライバーを集積し、クランプ回路、スイッチング回路、診断回路を内蔵した超音波IC。3Aのリニア出力と2Aのパルス出力を備え、リニア回路とパルス回路はそれぞれが2チャネルを装備。同じ高電圧出力ノードを共有することで、アプリケーションに応じて最適な出力を柔軟に選択できるという。

 また、各リニア・ドライバーは4つのプログラム可能なゲイン・レベルを使い、出力信号を180Vppまで調整できる非反転オペアンプとなっている。ほか、各チャネルは、ノイズと高調波を低減するように最適化されており、最大ゲイン設定で20MHz、最小ゲイン設定で25MHzまでの動作が可能とのこと。

 なお、本製品は現在量産中で、48ピンのQFNパッケージ(7×7mm)で提供されるという。価格は30ドル前後の見込み。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります