ごきげんよう、夏はフローリングが涼しいので床に“ござ”を敷いて寝ているナベコです。なぜ世の中の寝具売り場にはござが売っていないのでしょうか。ちなみに朝おきると腰がバキバキに痛いです。
さて、あなたは「夏だからスタミナ系」「夏だからさっぱり系」どっちがしっくりきますか? スタミナがつく焼肉を食べたいのも夏。さっぱりソーメンで済ませたいのも夏。実はどちらも夏の姿。
さっぱりスタミナメニュー
「ビーフレモン弁当」
そんな相反する思いに応えたのがコチラ! ほっともっとの「~キャベツたっぷり~ビーフレモン弁当」(600円)。7月3日から販売開始されました。
主役はビーフ。牛肉です! 見てのとおりレモンが添えられています。リリースによると、スタミナ系の肉弁当でありながら、レモンの柑橘でさっぱり爽やかに食べてもらおうという狙いの「さっぱりスタミナメニュー」だそうです。
スタミナ系とさっぱり系ははたしてどのように同居しているのでしょうか。さっそくいただいてみました!
お肉が中央に盛られていますが、その下に野菜がびっしり敷かれています。たしかに、商品名は「~キャベツたっぷり~」とついていますから。なるほど、野菜が多い分、牛肉の量は控えめです。野菜を食べたい人、健康志向の人のニーズも考えているのでしょう。
ポイントはカットレモンをいつしぼるか。最初にしぼりかけてもいいけれど、まずはそのまま食べていきましょう。
タレの味は、本醸造醤油ベースのすっきりとした甘さのニンニクダレを使用しているとのこと。甘めの焼肉のタレを想像してみてください。めっちゃご飯が欲しくなる味です。肉系弁当での“濃い”味付け、ほっともっとさん分かっています! しかし、甘くてコッテリしたニンニク系の味は、食べ進めるうちに重くなっていきますよね。暑い日だと特にそうでしょう。
そこでカットレモンをギュッとひとしぼり。トパーズ(宝石)のような飛沫が飛んで、すがすがしい香気が立ちます。そう、私の舌はレモンを待っていました!
レモンが加わることで、コッテリしていたタレの味が軽やかに感じられるようになります。レモンの柑橘の香りが爽やかで夏らしい! ただ付け加えておくと、ベースのタレの味が力強いので、味が大きく変化するというより、レモンの香りによるさっぱり効果が大きいように思えます。
また、レモンを自分でしぼるという体験が、気持ち的にも「レモンを楽しんだ」という満足感につながるのかもしれませんね。
キャベツはコショウなどをまぶしているようです。お肉と一緒に口に含むと、シャキシャキ感で食べ進みがよくなります。
ただしこのビーフレモン弁当、最初に書いたように、野菜が多いので「ちょっと物足りないかも」と思ってしまいました。が、食べ進めていくと。
「あ!」
なんと底にはパスタが敷かれていました。コシがないお弁当のならではのパスタ(いい意味で)は、タレを吸ってなんとこれもご飯のおかずになります。これはいい! パスタがあることで満足感が増し、全体のバランスが驚くほど良くまとまっています。
罪悪感を払拭しつつ
お肉を食べたい人に
「スタミナ系か、さっぱり系か、どっちの要素が強いか?」と考えながら食べましたが、タレの味が濃いのでどちらかというと主体はスタミナ系。そこにさっぱり要素が加わっています。本当にさっぱりしたものしか喉を通らない時には向かないけど、「いつもの揚げ物や、焼肉の弁当は重そう」という時にはよさそう。
お肉を食べたいけど健康にも気を遣いたい時に、「野菜も食べられる」「レモンでヘルシーな感じ」と心の中で言い訳(!)をしながら食べられるという意味でもグッドな商品です。実際に野菜たくさん入ってますし!
こちらのお弁当、お肉が倍量入った「~キャベツたっぷり~ Wビーフレモン弁当」(900円)も用意されています。野菜もお肉もしっかり食べたいという人は、通常のものだとお肉が少ないと感じてしまうかもしれないので、Wビーフレモン弁当のほうをチョイスするのがオススメです。
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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