Razerは完全ワイヤレスイヤホンの上位モデル「HAMMERHEAD PRO HYPERSPEED」、新ブランドのゲーミングマウス「COBRA PRO」と「COBRA」といった新製品を発表した。
駆動時間などが向上した完全ワイヤレスイヤホン
同社は完全ワイヤレスイヤホンの上位モデル「HAMMERHEAD PRO HYPERSPEED」を発表。従来機はNintendo Switch対応やPlayStation認証などを謳っていたが、本製品はPCも含めたすべての機器に対応した製品としている。加えて、THXのヘッドフォン認証を取得している。
周波数特性やゆがみ、遮音性などさまざまな観点での厳しいテストをクリアした、高音質を実現。ANCによるノイズコントロールに対応する。
USB Type-C接続のドングルにより、2.4GHzの無線接続に適用し、USB Type-CポートのあるスマホやPCにすぐに接続できる。また、Bluetoothとの同時接続もでき、電話が来たらすぐに出れるとしている。
「Razer HyperSpeed Wireless」による40ms以下の超低遅延接続。Bluetooth接続でも60msと、競合他社の製品よりも低遅延を実現している。
USB Type-Cのドングルにより、超低遅延接続でゲームを快適にプレイできる
さらに「Razer Chroma RGB」に対応し、RGB LEDの調整もできる。人間工学に基づく設計で自然なつけ心地。加えて、ノイズキャンセリングの強度も調整できる。
Qi対応の無線充電も利用できる
ゲームプレイ中には、電話の着信をコールしない「Do Not Disturb」モードも搭載
RGB LEDの調整もできる
本製品は前モデルよりもBluetoothのバージョンが向上し、公称駆動時間（ケースによる充電込みで）も20時間から30時間へと進化している。販売開始日は7月7日、価格は3万3000円とのこと。
前モデルとの比較
スペック
新ブランドの小型ゲーミングマウスが登場
同社の新しいシリーズのマウスとして「COBRA PRO」と「COBRA」を発表。既存の小型のゲーミングマウス「Viper Mini」が独立して「COBRA」というシリーズになったとしている。
「RAZER COBRA PRO」は小型ながら10個のボタンのカスタマイズができ、最大5つのオンボードメモリー、11のライティングゾーンを調整できる。
ガラスの上でも正確なトラキングができる「Focus Pro 30Kオプティカルセンサー」を採用
1つのドングルで複数のマウスを接続できる「HyperSpeed Wireless」に対応。さらに別売りの「Mousse Dock Pro」を使ってワイヤレス充電もできる。
USBドングルによる低遅延無線接続のほか、Bluetooth、有線接続と多彩な接続方法に対応
「Mouse Dock Pro」でのワイヤレス充電にも対応
「Hypershift」にも対応。オンボードメモリープロファイルやワイヤレス接続時にライティングを抑える「Smart Dimming」機能も利用できる
「COBRA PRO」と「COBRA」との違いは以下のとおり。ワイヤレス接続で、ライティング可能なのは「RAZER COBRA PRO」だが、「COBRA」は有線でライティング機能を搭載しない分「RAZER COBRA PRO」よりも軽量になっている。
「COBRA PRO」と「COBRA」の比較表
「COBRA PRO」の外観概要
「COBRA」の外観概要
「COBRA PRO」のスペック
「COBRA」のスペック
「COBRA PRO」は販売開始が7月18日で価格が2万1980円。「COBRA」は販売開始が7月7日、価格が6490円。「COBRA」は非常にコンパクトで軽く、女性の小さい手でも扱い易い新製品として注目だ。
重量はViper Miniの61gよりも軽く58g。それでいながら、耐久回数も上がっている
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