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6月は第一期の納付期限。今後も3ヵ月ごとに注意すべき

固定資産税の納付時期に合わせた偽総務省のフィッシング詐欺が怖い

2023年06月26日 17時00分更新

総務省を騙る偽Webサイト(フィッシング対策協議会公式サイトより)

6月ならではのフィッシング詐欺とは?

 春に固定資産税の支払い通知が届いた方々、そろそろ第一期の納付を済ませた頃かと思います。油断していると納付期限が過ぎてしまいますし、この時期特有のフィッシング詐欺に引っ掛かってしまうかもしれませんよ。

 フィッシング対策協議会は6月、総務省を名乗るフィッシング詐欺の報告を受けたと発表しました。

 これは総務省を名乗る詐欺メールで、内容は固定資産税の第一期分の支払いを促して偽Webサイトに誘導し、個人情報の入力やVプリカでの送金を要求するものです。

 偽のWebサイトは「固定資産税・納税通知書」といった表示のほか、支払わないと延滞金が発生する、やがては財産を差し押さえられる可能性がある、などと受け取った人を驚かすような文面も見られます。

総務省を騙るメール(フィッシング対策協議会公式サイトより)

 しかし、すでに「総務省から、そのようなメールを送信することはありません」と発表されていますので、固定資産税の支払いを促すメールは詐欺だと判断して構わないでしょう。

 また、固定資産税の納付は6月のほか9月、12月、2月にも期限がありますので、これらのタイミングで再びフィッシング詐欺が発生する可能性を頭の隅に置いておくと良いかもしれません。

 もしあなたのもとに同様のメールが届いても、文中のURLをタップすることは避け、もし可能であればフィッシング対策協議会に報告することをおすすめします。

総務省を騙る偽のWebサイト(フィッシング対策協議会公式サイトより)

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