ノルウェーNordic Semiconductorは6月23日、カシオ計算機の耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」新製品「GBD-H2000」にNordic製品が採用されたと発表した。
GBD-H2000はランニング、サイクリング、スイミング、ウォーキング、ジムでのワークアウト、インターバルトレーニングなど、さまざまなアクティビティーをサポートするモデル。Nordic製の無線通信用SoC「nRF52833」を搭載しており、Bluetooth LE通信やGPS、心拍数を計測する光学センサー、活動データを記録する磁気、圧力、温度、加速度計、ジャイロセンサーなどを統合している。Nordic製のSoCが提供するBluetooth LE接続によりiOS/Android アプリ「Casio Watches」を介してトレーニングや睡眠解析データを確認できるだけでなく、各種通知機能のほか電話検索や自動時刻合わせも可能。
GBD-H2000は、GPSと心拍数機能を継続的に使用した場合、充電回数でおよそ16時間のバッテリー駆動が可能であり、GPSや心拍計を使用しないウォッチモードでは通知機能や歩数計測を使用しながらおよそ2ヵ月の電池寿命を実現しており、これはNordicのSoCの超低消費電力特性によるものという。
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