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LUUP、7月1日からの新交通ルールに向け英語表示をスタート

2023年06月20日 22時00分更新

 電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスLUUPは、6月20日からスマートフォンアプリの英語表示をスタートさせた。

 これは2023年7月1日から予定されている改正道路交通法の施行に向けた動きとみられ、今後、利用者が増えると予想される日本の免許証を所有していない外国人や旅行者のサービス利用増加に向けた狙いがある。

スマートフォン本体の言語設定を英語にすると、アプリの言語が自動的に英語表記への変化する。ポート名やポート住所などの情報は順次対応とのこと

 現在、電動キックボードは「小型特殊自動車」扱いのため、利用には小型特殊自動車が運転できる運転免許の登録が必要だ。7月以降の新しい交通ルールでは、「特定小型原動機付自転車」という車両区分に位置付けられ、16歳以上なら誰でも乗車が可能。最高速度は時速15kmから20kmになり、ヘルメットは任意から努力義務へと変更される。ただし、実際の利用にはクレジットカードの登録と、年齢確認書類の提出、アプリ上で行われる交通ルールテストに合格する必要がある(自動アシスト自転車はクレジットカード登録のみ必要)。

 LUUPは、マンションやコンビニ、ホテルなどの前に設置されたポートからポートへ気軽に移動できるシェアリングサービスとして若者を中心に人気があるサービス。裏道のちょっとした移動に便利で、2020年に渋谷エリアからスタートし、現在は東京、大阪をはじめ3245ヵ所以上にポートが設置されている。ヘルメットなしで走れる電動キックボードとして常に注目されているが、坂道でもギアチェンジの必要がなくサクサク走れる、自動アシスト自転車も魅力だ。

LUUPは電動キックボードと電動アシスト自転車の2種類がある。最近ではスマホからの予約機能も搭載されてますます便利になった

LUUPでは現在の利用中のユーザーに向けても免許証などの書類の再提出を促している

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