Google Pixel Tabletは家族と一緒に使いやすい「一家に1台のタブレット」
家族で共用できるタブレット。シゴトには?
設定の「システム」から「複数ユーザー」を選び、複数のユーザーによる使用を「許可」します。筆者のほかに家族のユーザープロファイルを追加します。各ユーザーの指紋とPINコードを登録すると互いのプロファイルにはアクセスできなくなります。Voice Matchをオンにすれば音声操作時のプライバシーも守られます。
ユーザーを切り換えれば「別人のタブレット」になるので、メールやウェブブラウジングの内容、YouTubeの視聴履歴などが家族に見られる心配もありません。毎度使い終わったらホルダーに載せて充電するように家族のルールを決めておけば、いざ使いたい時にバッテリー残量が切れかけていて「家族にキレられる」心配もないと思います。
ユーザーの切り替えはロックスクリーンから、ドロップダウンメニューをタップして素速くスイッチできるので実用的です。1台のPixel Tabletに最大8人までのユーザーが登録できます。家族が互いのプライバシーを守りながら快適に使える高性能タブレットが7万9800円からゲットできるのならば、これはお買い得だと思います。
今回発売されるPixel TabletはWi-Fi専用モデルのみで、セルラー通信に対応するモデルがありません。スタイラスペンはUSI 2.0互換のペンが使えるほか、Bluetoothのキーボードやマウスにも対応していますが、本機のために使い勝手を最適化したグーグルの“純正品”がありません。筆者が試したBluetoothキーボードはローマ字/かな入力変換の相性がPixel Tabletとあまりよくありませんでした。
今後、グーグルがPixel Tabletとの使い勝手を最適化したキーボードやスタイラスペンを専用アクセサリーとして追加することがあれば、ビジネスやデジタルクリエーションの方にも本機を選ぶユーザーが広がりそうです。タブレット本体のパフォーマンスがとても高いので、グーグルにはぜひ使い道を広げる方向を検討してもらいたいです。
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