Google Pixel Tabletは家族と一緒に使いやすい「一家に1台のタブレット」
Google Pixelシリーズから初めてのタブレット「Google Pixel Tablet」が登場し、6月20日に発売。発売に先駆けて本機を試した筆者のファーストインプレッションを報告します。
スマートディスプレーのNest Hubから進化した
Google Pixel Tablet(以降、Pixel Tablet)は、純正スマートフォンの最新モデルであるPixel 7シリーズと同じ、グーグル純正のモバイル向けSoCであるTensor G2チップとAndroid OSを搭載しています。出荷時のバージョンはAndroid 13ですが、次期Android 14の正式リリース後はいち早くアップデートに対応するはずです。
Androidタブレットの中でも高いスペックを持つPixel Tabletですが、筆者は本機を約1週間使ってみて、ビジネスやデジタルクリエーションに使うよりも「ホーム用」としての特長が際立つタブレットであることを実感しました。グーグルもまた、本機を家族がわが家でエンターテインメントを満喫するためのタブレットであるとアピールしています。
Pixel Tabletの最大の特徴は、専用の充電スピーカーホルダーにドッキングすると、スマートディスプレーになることです。筆者は自宅でGoogle Nest Hubシリーズのスマートディスプレーを使っていますが、前からずっと「Nestの画面が取り外せて、タブレットにもなればいいのに」と思っていました。念願かなった格好です。
10インチ台のスマートディスプレーは、色んなモノがあふれるわが家のリビングルームには不向きでした。そのため、Nest Hubは7インチの小さい方を使っています。Pixel Tabletは11インチなので、またリビングには置きづらい雰囲気になりかけたのですが、家族と個別のプロファイルを作成して、複数ユーザーが使える設定にしてみたところ家族にも好評を得ることができました。
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