最初にお試しのつもりで買ったMKSの「RMX」が最高だった
最初に買ったフラットペダルはMKSの「RMX」でした。選んだ理由は日本製で安かったから。購入時の値段は忘れましたが、いまAmazonをみたら3054円。樹脂ではなくアルミワンピースの鋳物で日本製なのに、この値段は安すぎる。どこか手を抜いているんじゃないかと逆に不安をおぼえるほどです。
しかし、これを取り付けて踏んだ瞬間、フラットペダルに対する認識が一変してしまいます。
ペダルに足を置いただけで踏面からズレない。おかげでペダルから足を下ろす際、無意識のうちにかかとを外に捻ってしまうくらい。つまり足がビンディングと錯覚しているわけで、おまけに引き足まで使おうとしてしまうから笑ってしまいます。もちろんペダルから足が浮くのでフラペと気づくわけですが、使い始めた直後は身体記憶がバグるほどの食いつきの良さに驚いたものです。
踏面には滑り止めとして、縦、横、斜め、ギザギザと、長さや角度の違う凸部が設けられており、これがソールのパターンと上手く一致するのでしょうか、特にグリップ力の高いVANSのワッフルソールとの相性は最高です。もちろん他のゴム底のスニーカーでも、食い付きの良さには文句ありません。
回転軸の抵抗も軽めで、指で回しても惰性でちゃんと空転します。ただ重さは左右ペアで実測384.0g。大きなアルミの塊なので、ビンディングペダルのように軽いわけではありませんが、見た目もカッコいいしバリューフォーマネー。すっかり気に入って愛用しています。
ただ贅沢を言えば、踏面が小さいせいかソールの柔らかいウォーキングシューズで長く踏んでいると、土踏まずのあたりが痛痒くなってくる。もうちょっと踏面の大きなものはないかしら。ということで、また別のペダルを買って試してみる。
そうこうしているうちに私はフラペ沼にハマり、いくつも買い揃えるハメに。ハマったその様子はまた今度。
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