セガは6月16日(金)に 「RGG SUMMIT SUMMER 2023 龍が如くスタジオ新作発表会」を実施した。発表会は「龍が如く」シリーズのオープニング映像が流れて開始した。
その後、「龍が如くスタジオ」代表/制作総指揮の横山昌義氏が登壇し、挨拶を行った。
『龍が如く7外伝 名を消した男』のトレーラー映像が放映されてから、本作の発売経緯などを紹介した。
『龍が如く6』にて主人公の桐生一馬は、愛する家族を守るため、自分の存在を隠して生きていくことに決めている。そのため、『龍が如く7外伝 名を消した男』の桐生一馬は、今までのグレーのスーツに赤いシャツではなく、黒いシックなスーツに身を包んだファッションスタイルになっているという。
また、ファッションだけでなくバトルスタイルにも新たな要素がある。バトルスタイルは、以前までの桐生に近い喧嘩殺法、近距離強打の打撃が発展した「応龍」、スパイ映画のようなガジェット駆使する「エージェント」と2つ。
本作は『龍が如く6』が終わり『龍が如く7』の裏側を描くストーリーになっているので、物語の舞台は大阪・蒼天堀がメインとなる。しかしながら、横浜・伊勢佐木異人町も登場するという。
さらに、トレーラー映像には『龍が如く2』に登場した「大阪の城」も映っていたが、その天守閣には新キャラクターの三代目 西谷 誉がいて、桐生に名を訪ねる演出があったのも気になるところだ。
そんな、いろいろな情報が明らかになったところで、出演者である黒田崇矢氏、本宮泰風氏、山口祥行氏、ファーストサマーウイカさんが登壇し、トークショウとなった。
『龍が如く6』以降およそ7年ぶりになるが、どんな気持ちで桐生一馬を演じたのでしょうか?という質問に黒田氏は、「この作品、桐生一馬が好きなので、ただ単純に桐生一馬の人生を演じられる喜びが湧き出てくるだけですね」と答えた。
また、コロナ禍で外に出れらなかった時に「龍が如く」シリーズにドハマりしたというファーストサマーウイカさんは、どうしても「龍が如く」シリーズに出演したかったため、オファーされていたにも関わらず、事務所に内緒でキャバ嬢オーディションに参加した、というエピソードが語られた。
「龍が如く」シリーズ愛をたっぷり語ったファーストサマーウイカさんは、「ファーストサマーウイカのことは嫌いになっても、赤目のことは嫌いにならないでください、赤目を愛してください!よろしくお願いします」と切なる願いを口にして会場を沸かした。
変わって『龍が如く8』の話になり、先日公開された最新トレーラー映像が流れた後に、その内容についてのトークショウが行なわれた。
公開されたトレーラーは、横山氏いわくPVのために作られた映像ではなく、ゲームのあるひとつのシーンをそのまま流しているという。春日一番は裸でどこかの外国のビーチに倒れていて、その股間は歩くヤドカリやビーチでくつろぐ人の飲み物などで隠されている、というコミカルなシーンとなり、公開された際には世界中で話題となっていた。
春日一番はややセクシーなボイスになっていたが、中谷氏によると直前のシーンの影響で、あのような演技になったとのこと。と言われてもどんなシーンを演じたのかが、まったく分からず内容がより気になった、というファンも多いことだろう。
さらに、イベントでは本邦初公開となる桐生一馬と春日一番が会話する映像が流れた。このシーンもゲームの一部のママという。春日一番が向田紗栄子にプロポーズしてフラれ、落ち込む春日一番が桐生一馬に恋愛相談をする、というこれまた本編の内容には、まったく触れれいないエピソードであるが、2人の主人公の絡みがあるという事実は、ファンにとっては嬉しいことだろう。
イベントの最後には、昨年と同じ秋ごろには「RGG SUMMIT FALL 2023」が開催され、さらなる情報を出したいと、横山氏が語り締めくくった。あと、3ヵ月くらいの辛抱となるが、『龍が如く7外伝 名を消した男』と『龍が如く8』のより深い内容が明らかになることに期待したい。
©SEGA
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