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BTOゲーミングPCがアキバと大阪なんばのソフマップで買える! 店舗取材で見えたオトク情報

2023年06月28日 11時00分更新

短納期か組み換えが細かいかなど
HPとDellではメリットが異なる

――HPとDell、2社のBTOを扱っていますが、それぞれの特徴を教えてください。

HPのBTO PC。人気インフルエンサーの影響で指名買いしていくユーザーも多いとか

石上:HPの「OMEN」(オーメン)はおおむね製品発送まで7日~10日と短納期ですが、その代わり構成は決め打ちです。BTOではあるもののメモリーやストレージの増設、変更ができないため、ある程度決まったスペックで納得いただける方にご案内しています。

 Dellの「Alienware」(エイリアンウェア)は組み換えに細かく対応できますが、そのぶん納期が長くなりがちで、4週間ほどになることもあります。どちらも一長一短ですが、ご来店いただいたお客様のニーズに合わせてご案内していますね。どうしてもというお客様には持ち帰り可能なモデルをご案内しますが、少なくとも3~5年くらいは使うものなので、待てる方に関してはBTOのほうがメリットがあるかなと思います。

――デスクトップPCだけではなく、ノートPCのBTOも受け付けされていますが、ノートPCを選ぶのはどういった方なのでしょうか?

ノートPCもBTOの注文を受け付けている

石上:ノートPCに関しては、「設置スペースや持ち運びの問題でノートPCがいい」というところから入られるお客様に人気ですね。BTOだと比較的スペックの高いモデルを安価に購入しやすいこともあって、予算を重視したい方にもおすすめできます。

 ちなみに「XPS 13」のような人気のモデルも注文を受け付けられるのですが、ゲーミングPCよりはそういったビジネスノートがよく購入されているかもしれません。海外の方向けには英語OSが選べたり、OSでWindowsのPro版が選択できるといったメリットもあります。あとは、「自分のPCでオンライン注文してしまうと経費で落としにくいけど、店舗なら」というような使い方をするお客様もいらっしゃいますね。

――BTOコーナーを利用される方は、ディスプレーなどの周辺機器もこちらで購入していくのでしょうか。

石上:そういう方が多いですね。周辺機器に関しては、BTOオプションで選ぶと選択肢が狭くなりがちですが、実際にお店の中で見ていただけるところが強いかなと思います。スペックの高いPCを買うと、ディスプレーなんかはいいものを選びたいですからね。先にマウス、キーボード、ヘッドセットといった周辺機器を全部購入していただいて、そこで発生したぶんのポイントをPC購入に充てる、ということもできますよ。

――現在売れ筋のモデル、あるいは傾向などはあるでしょうか?

直近ではGPUの切り替わりもあり、GeForce RTX 30シリーズを搭載するPCの価格が手頃になっているそう。タイミングによっては驚くほど安価なモデルを案内できることもあるという

石上:やっぱりゲーミングPCだとGPUが注目されがちですが、今はGeForce RTX 30シリーズとRTX 40シリーズの切り替わりの時期ということで、RTX 3060やRTX 3080搭載機の相場が下がってきているのが特徴です。水冷クーラー搭載でも20万円程度を切ったり、お買い得なモデルが増えていますね。

 たとえば「Alienware Aurora R15」はCPUが水冷のCore i7-13700KF、GPUがRTX 3080、メモリー16GB(DDR5-4800)、1TBのNVMe SSD搭載で31万円前後。GPUのランクは少し下がりますが比較的安価なものだと、「New XPSデスクトップ」なんかも人気です。こちらはCPUがCore i7-12700、GPUがGTX 1650 SUPER、メモリー16GB(DDR5-4400)、256GB NVMe SSD+1TB HDDで14万5000円前後ですね。

「Alienware Aurora R15」は240mmラジエーターを備えた水冷CPUクーラーと120mmのデュアルファン採用し、優れた熱対性と静音性を両立。ライティングゾーンの細かなカスタマイズもでき、ゲーミングデスクトップPCとして魅力あるデザイン性と高い性能を誇っている

「New XPSデスクトップ」はシンプルでシックなデザインのデスクトップPC

――最後に、PC購入を迷っているユーザーの方へメッセージをお願いいたします。

石上:PCは高価な買い物ですから、オーバースペックになってしまうのもスペック不足になってしまうのも避けたいところだと思います。ソフマップのBTOであれば、複数メーカーをまたいでニーズに合った製品を選んでいただけるし、現場の声を聞いている販売員がお客様のPC選びをサポートします。PCはまったく分からないという方でも「一緒に決めましょう」という気持ちでご来店いただければ幸いです。

ソフマップでは豊富な知識の販売員に相談して
BTO PCの購入を失敗せず、お得に買える!

 このようにソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ソフマップなんば店の2店舗では、DellおよびHPのBTO PCが購入できる。特に昨今はeスポーツの盛り上がりもあり、PCでゲームをプレイするユーザーが増えている。そのため、DellのAllenware、HPのOMENといったゲーミングブランドのBTO PCが、実店舗で相談しながら購入できるメリットは大きい。

 また、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館では、インタビューの中でも触れていたゲーミングPC以外のBTO PCも取り扱っている。4Fの新品のWindowsパソコン、Chromebook、Mac、iPadを扱うフロアのエスカレーター付近には、Dellの注文用紙があり、一般的なノートPCやオールインワンPCなどを選んで、販売員にその場で相談して購入できる。

ラックにDellの注文用紙が並んでいた。特に最近はテレワーク事情でスペースを取らない、小型のデスクトップPCが人気とのこと

 また、4F奥のAppleのコーナーでは、MacのCTO(注文仕様生産)も受け付けている。Windows PCかMacかで悩んでいて、実際に話を聞いてどちらがお得か、自分に必要か考えて購入することが1店舗でできるところは、今回ご紹介したソフマップAKIBA パソコン・デジタル館の魅力のひとつとも言える。

Macのカスタマイズオーダーも、店舗で行なえる

 ソフマップの公式サイトでは、BTOとは何か、対応メーカー、対応店舗情報などがまとまった特設サイトもオープンしているので、BTO PCとは何かが分からない友人などに紹介し、実際に店舗を案内してあげるのもイイだろう。

BTO PCを紹介する特設サイトがオープン。今後情報も増えていくようだ

 自分だけでパソコンを選ぶ自信はないが、用途にしっかりマッチする製品が欲しい――そんな人は、ぜひソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ソフマップなんば店の2店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。

(提供:ソフマップ)

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