ヤマハは6月20日より、「VOCALOID6」専用のボイスバンク「ZOLA Project(ゾラ プロジェクト)」を、ボーカロイド公式ショップにてダウンロード販売する。価格は1万2100円。
「VOCALOID」はヤマハが2003年に開発した、歌詞とメロディー(楽譜情報)を入力するだけで楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成技術およびその応用ソフトウェア。
本製品は2022年10月に発表された「VOCALOID6」のボイスバンク。VOCALOID3対応のボイスバンクZOLA Projectの10周年を記念し、VOCALOID6専用にリメイクした製品とのこと。旧製品と同様に3人組の男性キャラクター「KYO」「YUU」「WIL」のボイスバンクデータを同梱しており、「KYO」はキャラクターボイス(CV)を担当する俳優・宮崎 湧氏の歌声を再収録、「YUU」「WIL」はVOCALOID3ボイスバンクのデータや合成音を活用してVOCALOID6対応のボイスバンクとして進化させたという。
また、本製品のキャラクターデザインには、人気イラストレーターの冨士原 良氏を起用。公式デモソング「BORDERLESS」は、浅倉 大介氏と森 雪之丞氏が旧製品のために手掛けた楽曲のリメイク版となっている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります