20周年の懐かしさと新しさが共演するラインアップがスゴイ
21kgの超ド級ケースにファンまみれのCPUクーラーも!? SilverStoneブースレポート
懐かしさも新しさも楽しめるPCケースコーナー
そして、会場で特に人気が高かったというのが、「PC-9801シリーズ」をインスパイアした白いPCケースだ。ケース前面の5インチフロッピーディスクドライブを模したデザインが特徴的で、1980年代の空気を感じさせる。
ちなみに、フロッピーディスクドライブの部分は蓋になっていて、開けるとUSBポートが登場。USB Type-A×2に加え、USB Type-Cポートも搭載していて、しっかり今の時代に即した構成になっているのは面白い。
そのほか、「FARAシリーズ」や「SETAシリーズ」のようなLEDを搭載したゲーミング向けデザインのPCケースも展示されていた。中には試作品だというモデルもあり、今後の展望に期待がかかる。
見た目のインパクト抜群なCPUクーラーが登場
また、ブースでも非常に目を引いたのが新製品の簡易水冷CPUクーラー「IceMystシリーズ」だ。IceMystシリーズのCPUクーラーは、ウォーターブロック周りにRGBファンを取り付けられる特殊な機構が用意された製品だ。
簡易水冷のCPUクーラーは、CPU周りにエアフローがないため、マザーボード付近に熱い空気が溜まってしまう。それを散らすために、このファンが一役買ってくれるというわけだ。ファンは複数個重ねて取り付けられ、角度も調整できる。
ラジエーターには240mm/360mmの120mmファンを使用するモデルと、280mm/420mmの140mmファンを使用したモデルがある。ちなみに、ファンを重ねられる数はマザーボードによるとのこと。
PCの冷却性能に重きを置くSilverStoneは、もちろんCPUクーラーだけでなくファンの設計にもこだわっている。エントリークラスの「VISTAシリーズ」に、薄型タイプの「Air Slimmerシリーズ」、独自のフィンを採用した「Shark Forceシリーズ」、風の拡散を防いで直線的に風を届けられる「Air Penetratorシリーズ」など、個性的なファンが揃っている。
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