モトローラ・モビリティ・ジャパンは、SIMフリースマートフォンの新製品として「moto g53j 5G」を発表した。6月16日発売で、価格は3万4800円。また、同モデルをベースにメモリー容量などが一部異なる「moto g53y 5G」がY!mobileから国内キャリア独占で販売される。こちらは6月29日の発売で、2万1996円。MNP＋シンプルM/Lでの契約時に一括1円で提供するとしている。
モトローラから国内向けカスタマイズモデルの第2弾が登場。写真はアークティックシルバーのカラバリ
円安の2023年でも価格は3万円台半ば
ただし、性能はエントリー～ミドルの間のやや控えめに
昨年、同社初となる防水＆FeliCa対応のミドル機として「moto g52j 5g」がリリースされ、SIMフリースマホ市場で人気モデルとなったが、2023年モデルのmoto g53j 5Gは価格、スペックともやや控えめの新製品としての登場となった。
ディスプレーは120Hzリフレッシュレートに対応する6.5型液晶だが、画面解像度はHD＋（720×1600）。SoCはSnapdragon 480+ 5Gで、8GBメモリー（moto g53y 5Gは4GB）、128GBストレージと組み合わせられる。カメラはメインが5000万画素で、200万画素のマクロとの組み合わせ。超広角カメラは省略されている。バッテリー容量は5000mAhで、スピーカーはDolby Atomos対応のステレオ。
本体サイズはややコンパクトに
なお、防水・防塵については、IP68対応のmoto g52j 5gと比較して、IP52に留まる。FeliCaは引き続き搭載。SIMスロットはnanoSIM＋eSIMで、microSDはそれとは別に搭載できるトリプル仕様。
FeliCaは引き続き搭載
カラバリはインクブラック、アークティックシルバーの2色で、moto g53y 5Gはさらにペールピンクも用意される。端末の実機写真などはあらためてお届けする予定だ。
| モトローラ「moto g53j 5G」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 6.5型液晶（20：9）120Hz対応 |
| 画面解像度 | 720×1600 |
| サイズ | 約74.66×162.7×8.19mm |
| 重量 | 約183g |
| CPU | Snapdragon 480+ 5G 2.2GHz＋1.9GHz（8コア） |
| 内蔵メモリー | 8GB |
| 内蔵ストレージ | 128GB |
| 外部ストレージ | microSDXC（最大1TB） |
| OS | Android 13 |
| 対応バンド | 5G NR：n3/28/77/78 LTE：1/2/3/4/8/11/12/17/ 18/19/26/28/38/41/42 W-CDMA：1/2/4/5/8 4バンドGSM |
| 無線LAN | IEEE802.11ac |
| カメラ画素数 | 約5000万画素＋約200万画素（マクロ） イン：約800万画素 |
| バッテリー容量 | 5000mAh（18W対応） |
| FeliCa／NFC | ○／○ |
| 防水／防塵 | ×／△（IP52） |
| 生体認証 | ○（側面指紋、顔） |
| SIM | nanoSIM＋eSIM |
| USB端子 | Type-C |
| イヤホン端子 | ○ |
| カラバリ | インクブラック、アークティックシルバー |
| 発売日（SIMフリー版） | 6月16日 |
| 価格（SIMフリー版） | 3万4800円 |
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