富士通クライアントコンピューティングは6月13日、2023年夏モデルPCを発表。27型の一体型テレパソや、A4ノートが新デザインとなって登場した。
27型のスリムな一体型PC
ダブルTVチューナーで2番組録画も可能
FH90/H2
27型の一体型PCがフルモデルチェンジし、「FH90/H2」として登場した。
CPUは12世代のi7-1260Pで12コア16スレッド。メインメモリーは16GB(DDR4-3200)内蔵で最高64GB、ストレージは512GBのGen4 SSDと1TBのHDDを内蔵。さらに、光学ドライブとして、BDXL対応のBlu-rayドライブを搭載する。
ディスプレーは27インチのWQHDで2560×1440ドットのスーパーファイン低反射液晶。スピーカーはPioneer製の2+2chサラウンドでDolby Atmos対応。
インターフェースはUSB3.2Gen2のタイプA×2、USB3.2Gen2のタイプC、USB3.2Gen1のタイプA、HDMIは入力と出力を各1搭載、有線LAN、オーディオコンボジャック、SDカードスロットを搭載。テレビ受信用のアンテナ入力とminiB-CASカードスロットも内蔵し、ダブルチューナーで2番組同時録画が可能だ。
キーボードとマウスは新型で静音化されておりワイヤレスで接続、テレビ用のリモコンも付属する。サイズは616×189×437ミリで重量は8キロ。
FH90//H2の市場想定価格は30万円強で7月中旬出荷予定となっている。
スタンダードA4ノートPC
Dolby Atmos搭載
AH77/H2、AH53/H2
AH45/H2、AH43/H2
A4ノートのAHシリーズでは最上位のAH77/H2が12世代のi7-1260Pを搭載、メインメモリーは16GBでストレージは512GBのSSD、光学ドライブはBDXL対応Blu-rayドライブを内蔵する。
AH53/H2はRyzen 7 7730Uを搭載。メインメモリーは16GB、SSDは512GB内蔵する。光学ドライブはBDXL対応Blu-rayドライブを内蔵。
AH45/H2はi5-1155G7、AH43/H2はi3-1115G4で、メインメモリーは8GB、ストレージは256GB SSDで、スーパーマルチドライブ（DVD±R DL）を内蔵する。
ディスプレーは全機種15.6インチのFHDで1920×1080ドット、インターフェースはUSB3.2Gen2のタイプC、USB3.2Gen1のタイプA×2、HDMIはAH77 のみ入力と出力を各1搭載、ほかはHDMI出力のみ搭載。有線LAN、オーディオコンボジャック、SDカードスロットも内蔵。AH45と43はUSB2.0のタイプA端子をもう１つ搭載する
サイズはAH77とAH53が360×235.5×25ミリ、AH45と43は361×244×27ミリで、重量は、AH77が1.9キロ、AH53 は1.7キロ、AH45と43は2キロとなっている。
AH77/H2の市場想定価格は24万円強、AH53/H2は20万円強でともに6月15日出荷予定。AH45/H2は16万円強、AH43/H2は15万円強でともに7月中旬出荷予定。
カスタムメイドモデルでは自由な設定が可能
13.3型ペン付き2in1や
13世代コアの小型デスクトップPCも登場
オンラインのショッピングサイト「富士通WEB MART」で購入できるカスタムメイドモデルでは、一体型27型の「FH90/H2」ベースで、4Kディスプレーを搭載し、光学ドライブとテレビ機能なしを選択できる「WF-X/H2」が登場。また、「FH90/H2」ベースでi5-1240Pや光学ドライブとテレビ機能なしを選択できる「WF2/H2」も登場した。
A4ノートの「AH77/H2」ベースでは、Windows 11 Pro 64やDVDスーパーマルチドライブが選択できる「WA3//H2」が登場。「AH45/H2」ベースでは2ndストレージを最大2TBのHDDが選択できる「WA3/H2」も登場した。
13.3型のUHシリーズでは世界最軽量のペン付き2in1PCが登場。指紋センサーと顔認証のダブル生体認証、従来より太い直径9ミリのペンを採用する。「WU3/H2」ではi7-1360Pやかな表記ありキーボードが選択できる。
小型デスクトップでは、ハイパフォーマンスの「WD2/H2」、コンパクト型の「WD1/H2」が登場。13世代コアや大容量のメモリーとストレージが選択できる。
これらオンラインの最新モデルは6月13日から受注開始で、6月中旬から7月中旬に出荷予定。価格はショッピングサイト「富士通WEB MART」で確認して欲しい。
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