伝説の3代目! ゲーミングヘッドセット「HyperX Cloud III」がCOMPUTEX開催中に強力アピール
HyperXは、COMPUTEX 2023に合わせて、台北市内にある華山1914文化創意産業園区(Huashan 1914 creative park)にヘッドセットショーケースを設置。ゲーミングヘッドセットの最新モデル「HyperX Cloud III」をアピールしていた。
ヘッドセットショーケースでは、最新モデルのHyperX Cloud IIIだけではなく。約11年前に発売された初代モデル「HyperX Cloud」と、約8年前に発売された2代目モデル「HyperX Cloud II」の有線モデルとワイヤレスモデルも一緒に展示。今回のHyperX Cloud IIIがどのように進化しているのかがわかるようになっていた。
HyperX Cloud IIIはドライバーのサイズこそ53mmと同じだが、ユニットがやや斜めにセットされている。そのため耳へのフィット感がアップしており、柔らかめのイヤーパッドと相まって、長時間装着していても痛くなりにくくなっているとのこと。
音量調整用のダイヤルやミュートボタンは本体に装備されており、使用中に操作しやすいので便利。ヘッドセットケーブルの先端は4極の3.5mmミニピンで、PCなどに接続する際は付属のUSB変換ケーブルも利用可能。変換ケーブルはType-Cだが、Type-CをType-Aに変換する専用のアダプターも付属している。
大きな変更点はヘッドセットマイク。従来のモデルはスポンジで覆われていたが、HyperX Cloud IIIではメタルシャーシを採用しスポンジはなくなった。また内部のドライバーも10mmと前モデルの6mmより拡大している。
ヘッドセットショーケース実際に前モデルで録音した音声と比較して聞いてみたが、新モデルのHyperX Cloud IIIのほうが解像感がありクリアに聞こえる印象だった。
またPCとのUSB接続時には、オリジナルのソフトウェア「NGENUITY」が利用可能で、DTSのバーチャルサラウンドサウンド技術「DTS Headphone:X」使えるようになっている。こちらもヘッドセットショーケースでデモがあったが、DTS Headphone:Xをオフの状態だと、左右のユニットから音が鳴っているというステレオ感が強かったが、DTS Headphone:Xをオンにすると、しっかりとしたサラウンド感があった。対応するコンテンツなら十分にハイクオリティーなサウンドで楽しめそうだ。
本体カラーはブラックとブラック・レッドの2色展開。日本では5月30日にHyperXのAmazonブランドストアで予約注文の受付を開始しており、発売は6月12日。価格は1万2980円となっている。ちなみにワイヤレスモデルについては現地での説明員によると「Stay tune(乞うご期待)」とのこと。今後、なにかしらのアナウンスがありそうだ。
また同じ場所には、発売が予告されている完全ワイヤレスの「HyperX Cirro Buds Pro」も展示。まだ正式な仕様や発売時期、価格などは案内されておらず、展示のみでデモはなかったが、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリングテクノロジーを備えた精密なノイズキャンセリング機能や、IPX4の耐水に対応といった機能を装備しており、こちらも今後の続報に期待したいアイテムだ。
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