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InWin、3つのモジュールを自由に組み合わせて作るケース「ModFree」を展示

2023年06月02日 13時00分更新

 COMPUTEX TAIPEI 2023のInWinブースでメインに展示されていたのが、3つのモジュールを組み合わせて作る「ModFree」だ。まさにPCケースから自分好みの形状に自作してしまおうというのがコンセプトのユニークなモデルとなっていた。

InWinがメインに据えている展示は3つのモジュールを組み合わせて作る「ModFree」

 「ModFree」は、ベースとなる「Mod-I Module」、小型の「Mod-II Module」と「Mod-III Module」が用意されている。「Mod-I Module」単体でもケースとして利用可能なほか、「Mod-I」+「Mod-II」、「Mod-I」+「Mod-III」、「Mod-I」+「Mod-II」+「Mod-II」など組み合わせは自由自在。

 「Mod-I」にはATXマザーを、「Mod-II」と「Mod-III」にはMini-ITXマザーを搭載できるので、モジュール単体でもPCケースとして利用できる。

 基本的にオープンフレームケースとなるが、強化ガラスやアクリルなどのパネルをオプション販売することも予定されているという。

ベースとなる「Mod-I Module」、小型の「Mod-II Module」と「Mod-III Module」をユーザーが自由に組み合わせて作る

各モジュールに電源ユニットやビデオカードを搭載できる

 取り扱うアイテム数が多くなるため、それらを取り扱う正規代理店や販売ショップ泣かせの製品となりそうだが、ユーザーにとってはアレコレと想像を膨らませられるユニークなPCケースといえそうだ。コンセプトモデルのため発売時期と価格は未定だが、販売までこぎつけることができるように願っていよう。

「Mod-I」+「Mod-II」+「Mod-III」を組み合わせるとスタンダードなタワー型に。「Mod-III」+「Mod-III」+「Mod-II」という組み合わせも可能

強化ガラスやアクリルなどのパネルを装着したデモ機。急に骨組みからケースっぽくなった

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