グーグルは4月19日にPCでAndroidのゲームがプレイできるサービス「Google Play Games」のベータ版を公開した。既にASCII.jpでは、その概要については「PCで『ウマ娘』も遊べる!「Google Play Games(ベータ)」配信開始」と題して記事化しているが、正式サービス時期など、いくつか疑問に思うこともあったので、グーグルに直接メールで質問を送って、その質問に回答を頂いた。
本稿では、その編集部で聞いてみた質問の回答と、現状ベータ版であるため、あくまで参考値だが、現状の動作の検証なども簡単に実施したので、ご紹介したい。
今後もタイトル数は継続的に追加!
編集部:Google Play Games(ベータ)の正式サービス開始時期は、どれぐらいを見込まれているのでしょうか?
グーグル:ベータ期間中のテストを十分にした上での正式サービス移行を検討しているため、現時点でご案内できる日程はございません。
編集部:現状、日本メーカーのタイトル数は少ないですが、今後もベータ期間内にタイトル数を増やしていく予定はありますか?
グーグル:はい、今後もタイトルは継続的に追加していく予定です。
編集部:今後、ゲームをプレイする人が必要と感じるような、録画やスクリーンショット、実況配信機能を追加するなどの予定はありますか?
グーグル:ユーザーの皆さまからのフィードバックを元に機能改善の必要があれば、優先的に対応をしていきたいと考えています。
補足になりますが、画面キャプチャと録画は、Windows OS に搭載されている機能を Google Play Games でもお使いいただけます。また、ウマ娘さんではゲーム内にスクリーンショット保存機能があるなど、ゲーム内で個別に対応されている機能もあります。
編集部:標準でフルスクリーン表示に対応していますが、設定で解像度の設定などがありません。動作が重いゲームプレイする場合は、ゲーム内の方での解像度設定に任せているということでしょうか。
グーグル:解像度の設定については、エミュレーター側での処理になり、解像度変更の機能を有しておりませんが、こちらも、今後ユーザーの皆様からのフィードバックを元に機能追加のニーズがあれば対応をしていきたいと考えております。
編集部:Google Play Games(ベータ)のクライアント側では解像度設定ができないので、ウルトラワイドのディスプレーでは、左右にデッドスペースが生まれます。徐々に増えつつあるウルトラワイドディスプレー対応に、カスタム解像度設定をできるようにすることはありますか?
グーグル:現状プレーヤーが、カスタム解像度設定を実施できるような機能とはなっておりませんが、Google Play Games では動的に画面に合わせて表示する機能を有しています。そのため、ゲーム開発者側で 21:9、16:10、3:2など複数のアスペクト比をサポートした場合、ウルトラワイド画面 (21:9)に合わせて表示されます。
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