MSIは台北で開催中のCOMPUTEX 2023にあわせて、プレスカンファレンスを開催。Mercedes-AMG Motorsportのコラボレーションモデル「Stealth 16 Mercedes-AMG Motorsport」を発表した。
メルセデスAMGのイメージをふんだんに盛り込んだ
強力ゲーミングノートPC
「Stealth 16 Mercedes-AMG Motorsport A13V」は、ゲーミングノートPC「Stealth 16」をベースに開発されており、プロセッサーは第13世代のCore i9、GPUはGeForce RTX 4070/GeForce RTX 4060/GeForce RTX 4050のいずれかを搭載した3モデルが用意されている。
本体素材はマグネシウムアルミニウム合金シャーシで、デュアルファンと5本のヒートパイプを備えたMSIの「Cooler Boost 5」を採用。ディスプレーは16インチ(3840×2400)の有機ELパネルで、リフレッシュレートは60Hz。
各所にMercedes-AMG Motorsportらしさを投入。両社のロゴはもちろん、スペースキーやディスプレー上部のウェブカメラ周辺には、AMGダイヤモンドパターンが施されている。また、同梱物となるマウス、マウスパッド、USBメモリー、ポーチ、ポストカード、ケーブルタイも専用デザインとなっており、モータースポーツファンなら所有欲を十分に満たせるパッケージとなっている。
今回のコラボモデルを企画した背景について、MSIのExecutive Vice President & NB BU GM Eric Kuo氏は「ラグジュアリーとパフォーマンスの最高峰を追求するという両社の共通のコミットメントから生まれたもの」と説明している。
Mercedes-AMG Motorsportの代表 Christoph Sagemueller氏は、今回の提携について「我々は挑戦することを信条としていた。そして同じような価値観や野心、リーダーシップを持つパートナーを見つけることは、我々にとって重要なことで、テクノロジーとゲーム業界のトップブランドであるMSIは、完璧なパートナーであることが証明された。彼らは、イノベーションへの強いコミットメントと高性能な製品への情熱を示している」と話している。
プレスカンファレンス会場には、他のMSIの新モデルや最近発売された製品を展示。特に注目を集めていたのが、「Raider GE78 HX Smart Touchpad 13V」。トラックパッドの隣にタッチパッドを装備し、たとえばマイクのオンオフやスライダーでの音量調整が可能となっている。
またプレゼンテーションでは「AI Artist」のエッジバージョンを同社のノートPCに組み込むことを発表。生成型AIの可能性を活用し、特にクリエイター向けに、データ漏洩のリスクなしに、より直感的で迅速なフォトリアリスティック画像の生成方法を提供できると説明していた。
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