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実は義務だった!? 中古スマホ出品時はマイナカード失効手続きを忘れずに メルカリが注意喚起

2023年05月30日 12時15分更新

画像出典:PAKUTASO

 メルカリは5月25日、マイナンバーカード機能を搭載したスマートフォンを出品する際、端末の初期化手続きに加え、マイナンバーカードの失効手続きが必要となることを案内。ユーザーに注意を促した。

端末の初期化だけでは失効しないスマホ用マイナンバーカード

 対象となるスマートフォンは、マイナンバー機能を搭載した機種。

 これまでメルカリに中古のスマートフォンを出品する場合、発送前にユーザーが初期化することで内部のデータを全て消すことができていた。

 しかし、マイナンバーカード機能を搭載したスマートフォンの場合、通常の初期化手順だけではマイナンバーカードの電子証明書が失効しないため、別途失効手続きが必要となる。

 失効手続き方法は以下の通り(5月30日現在)。

  1. マイナポータルにアクセス
  2. 画面右下の「マイページ」をタップ
  3. スマホ用電子証明書のメニュー一覧から「失効」をタップ
  4. 失効させる電子証明書にチェックを入れ、「はじめる」をタップ
  5. スマホ用署名用電子証明書のパスワードを入力し、「失効する」をタップ

売却、下取り、廃棄の際はメルカリ以外でも手続き必須

 デジタル庁によると、これらの手続きは、マイナンバーカードを搭載したスマートフォンを売却、下取り、廃棄したり、故障で利用停止する際にユーザー自身で実施することが義務づけられている。

 つまり、メルカリだけでなく、別のフリマサイトやオークション、中古ショップへの売却、買い換え時の下取り等も対象となるということだ。

 古いスマートフォンの売却を考えている方だけでなく、中古のスマートフォンを購入される方も、マイナンバーカードの消し忘れがないか今一度確認した方が良いだろう。

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