ティアックは5月24日、業務用音響機器ブランドTASCAM(タスカム)の6トラックポータブルレコーダー「Portacapture X6」の最新ファームウェア「V1.10」をリリースした。
Portacapture X6はカラータッチパネルとアプリランチャーシステムを搭載し、32bitフロート録音機能を備えるクリエイター向け次世代ポータブルレコーダー。
今回のアップデートにより、USBオーディオインターフェース機能の32bitフロート対応、Atomos UltraSync Blue経由でのタイムコード同期、PODCASTアプリのUSBミックスマイナス機能、および入力設定やアプリ設定の保存機能が追加された。
USBオーディオインターフェース機能が32bitフロートに対応したため、DAWソフトでの収録においても入力レベルを細かく設定することなく録音可能。また、別売のBluetoothアダプター「AK-BT1」を装着することでAtomos UltraSync Blueなどの対応機器とワイヤレスタイムコード同期が可能となる。
このほか、PODCASTアプリでUSBミックスマイナスのオン/オフや、コンプレッサーやリミッターなどの入力設定を最大3つ保存して各録音アプリで呼び出しが可能となった。
ファームウェアは従来のmicroSDカードに加え、パソコンアプリ経由でのアップデートが可能。
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