スマートウォッチの文字盤を開けると、その中には完全ワイヤレスイヤホンが! そんな驚きのギミックが話題になった「HUAWEI WATCH Buds」。国内では、クラウドファンディングの支援者向けの提供が3月に先行して実施されたが、目標額の達成もあってか、国内での正式販売が決定した。発売日は5月24日で、価格は7万1280円。正式販売の特典として、片方のイヤホンを無くした際の修理料金(保証期間中に1回のみ)が4480円で済むキャンペーンも実施される。
衝撃ギミックのスマートウォッチ+ワイヤレスイヤホンが正式販売
実用性の高さも魅力の製品
HUAWEI WATCH Budsは見た目は丸型ディスプレーの一般的なスマートウォッチでありながら、文字盤の下部のボタンを押すと、パカッと文字盤が開き、その中に小型の完全ワイヤレスイヤホンが収納されている。
ギミックがすごいというだけでなく、実用性も重視されているのが本製品の特長。たとえば、連携しているスマホに電話がかかってきた際、カバンやリュックの中のイヤホンやヘッドホンを探したりすることなく、すぐに耳に装着して通話を開始できる。
また、イヤホン自体も非常に小型で軽量でありながら、アクティブノイズキャンセリング、また通話時のAIによるノイズリダクションにより、騒がしい場所で音楽を楽しんだり、クリアな音声で通話をすることが可能。また、イヤホンには左右の区別がなく、自動で判別してくれるほか、取り出し時は文字盤側に磁力で吸着するので、慌てて使い始めるときに手間取ったりすることがない。
スマートウォッチとしての機能は、HUAWEI WATCHの他のモデルとほぼ同等で、多様なワークアウトのデータ記録のほか、心拍数や血中酸素レベル、睡眠などのモニタリング機能を搭載。バッテリー駆動時間も長く、スマートウォッチのみで約7日間、スマートウォッチ+イヤホンで約3日間(イヤホンのスマートウォッチへの収納時に充電可)。標準の充電ケーブルのほか、Qi規格準拠のパッドでも充電できる。
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