続いては「DaVinci Resolve Studio」も試しておこう。ProRes 422HQベースの4K/ 8K動画(再生時間約2分)を編集し、それを1本の4K/ 8K動画(CBR、80Mbps、Faster、High Quality)にエンコードする時間を計測した。RTX 4090 Laptop GPUのデュアルNVEncが輝くテストといえる。コーデックは4K/ 8KそれぞれにH.265とAV1を指定しているので、都合4本ずつの比較となる。
今回用意した動画素材の尺が短かったせいもあるかもしれないが、恐ろしいほど差が出なかった。尺の長さを嘆いても仕方がないので短時間であれば高負荷なエンコード処理であっても、空冷で水冷運用に負けないパフォーマンスが出せる、と解釈することにしたい。
最後に「Lightroom Classic」で検証しよう。100枚の調整付きDNGファイル(61Mメガピクセル)100枚を最高画質のJPEGに書き出す時間を計測する。書き出し時にシャープネス処理(スクリーン用、適用量標準)も追加している。
一応水冷60%が最速であるものの、空冷と水冷40%の差はほぼないに等しい。処理時間が2分未満と短いため差が付かなかったと言える。
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