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希少価値の高い「杉田梅」でいただく「磯子区丼」

2023年05月18日 12時00分更新

 皆さん、こんにちは!横浜市役所内商業施設「ラクシス フロント」にある、横浜野菜や地産地消の魅力が体験できるお店「TSUBAKI食堂」オーナーシェフの椿 直樹です。今回もご覧いただきありがとうございます!

前回の記事はこちら。
【連載】たけのこの「名残り」とスナップいんげんの「走り」を感じる「磯子区丼」

※過去の連載記事はこちら:
横浜18区の人とまちがつながるTUBAKI食堂 18区ものがたり

 5月前半の「たけのこ釜飯」もたくさんの方々に召し上がっていただき、ありがとうございました。16日からの後半は「梅え鯖かつ丼~梅じそタルタル添え~」です。

 梅干し、ゆかりは「杉田梅」を使わせていただいています。そして「杉田梅」といえば、市原由貴子さんですよね!

 18区丼の1クール目でもお世話になりましたが、「梅」への情熱はハンパないです。現在は工房を磯子区氷取沢に移し、「梅」に関するさまざまなワークショップを開催されています。私のまわりにも市原さんのファンは多く、「杉田梅」と言えば市原さんというくらい有名な方です。

 「杉田梅」は磯子区杉田に由来していて品種改良していない日本古来の貴重な在来種の梅です。特徴は粒が大きく、クエン酸濃度が高いこと。そして果肉の繊維質の密度が高いにも関わらず肉質が柔らかく、とても香り高い「梅」です。

 希少価値の高い「杉田梅」の歴史を感じながら召し上がっていただくとおいしさが倍増する点が、今回の食育ポイントになっています!

 「杉田梅」について、詳しくは「横浜 旬・菜・果」のページをご覧ください。「杉田梅」の魅力・旬や歴史などが紹介されています。

https://shunsaika.yokohama/

 肝心の「鯖かつ丼」の内容ですが、ゆかりで和えたご飯にたたき胡瓜の梅あえ、梅ひじきをのせ、カットした〆鯖のかつを添えていて、梅じそタルタルで召し上がっていただきます。小鉢では梅納豆のせ冷奴が付いてきます。

 気候の変化が多い時期ですが、「梅え鯖かつ丼」ならば、さっぱりと召し上がっていただけると思います。

 来月6月は「中区」です。ご存知のように「中区」には畑がありません。どのように仕立てようかすごく悩んでいますが、それも含めて是非楽しみにしていてください!

 最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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文/椿 直樹

1967年生まれ。横浜野菜の魅力を広く伝えるため2003年「横浜野菜推進委員会」を設立。その取り組みが評価され2009年、神奈川県で初めて農林水産省「地産地消の仕事人」に認定される。好きな野菜は白菜、苦手な野菜はたくさん(笑)

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