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山根博士のグロスマレビュー

OPPOの折りたたみスマホ「Find N2」は横型ワイド画面が使いやすい

2023年05月18日 12時00分更新

ハイエンドモデルと変わらぬ高性能なカメラ

 本体を開いたときのカメラUIは大画面を両手で使うレイアウトとなっている。真ん中にプレビュー、左側にモードや設定の切り替え、右側にシャッターボタンなどが並ぶ。開いた状態では片手で持って撮影することは現実的ではなく、このUIは慣れればすぐに操作を切り替えできるので理にかなったものだと感じられた。もちろん本体を閉じれば片手持ちで撮影できるが、開いた状態のほうがプレビューも大きく表示されるためより撮影しやすいだろう。

本体を開いたときのカメラUI

 本体を曲げてのカメラ操作は三脚いらずで、集合写真を撮るときなど使い道は多そうだ。風景写真を撮るときでもちょうどいい高さにベンチなどがあれば、Find N2を置いてそのまま撮影ができる。そして高画質な3つのカメラを搭載しているため、どの画角で撮影してもきれいな写真や動画を保存できるわけだ。

画面を曲げれば三脚いらずの撮影も可能

 内側の7.1型ディスプレーにも3200万画素カメラは搭載しているが、メインカメラを使って自撮りする際はアウトディスプレーでプレビューしながらの撮影もできる。

メインカメラを使った自撮りもしやすい

 では実際にFind N2で撮った作例をいくつか紹介しよう。

超広角撮影。標準ではドットビニングにより4000×3000ドット(1200万画素)となる

超広角で4800万画素に固定して撮影

標準撮影。こちらもドットビニングで4096×3072ドット(1200万画素)

標準で5000万画素撮影

2倍撮影。標準では同様に3280×2264ドットとなる

デジタル10倍撮影

ボケを比較するためポートレートで開放撮影

ポートレートで絞りを最小にしてみた

マクロ撮影モードではこの程度まで近寄れる

ハッセルブラッドのXPANモード

標準でナイトモード撮影

【まとめ】小型で使いやすくカメラも高性能
日本人好みな折りたたみモデル

 Find N2は閉じたときのサイズが小さいため、片手でも操作でき最近のスマートフォンよりも軽快に操作できる。動画を見るときなどは画面を広げれば7.1型となり、タブレットほどの大きさはないものの一般的なスマートフォンより十分にサイズは大きい。そして3つのカメラはいずれも高画質だ。

 ポケットにも入る大きさで大画面を使えるFind N2は日本の市場にもあった折りたたみスマートフォンと感じられた。中国以外での販売に期待したいものだ。

日本でも受けそうなサイズと性能の製品だ

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