楽天モバイルは12日、新プラン「Rakuten最強プラン」を6月1日に開始する。
従来プランのau回線は月5GBまで、以降は1Mbpsの制限撤廃
新ローミングでカバー率99.9%に 接続の切り替えもスムーズに
新プランの最大の特徴は、従来は月5GBまで、それを超過すると1Mbpsに速度制限されていたパートナー回線(auネットワーク)についてもデータ無制限で利用できる点。料金は最大月3278円で、3GBまで月1078円、3~20GBは月2178円なのはこれまでと同様。「Rakuten Link」経由での国内通話かけ放題も引き続き提供される。
楽天モバイルは、KDDIとの間でローミングに関する新協定を締結。今年6月からは、当初からauローミングが提供されていなかった東名阪を含む、都市部の一部繁華街に加えて、インドアや人口過疎地域についてもauローミングを提供すると11日に発表している(「楽天モバイル、「財務負担を限定しつつ接続性を向上する」ため、都市部でauローミングを再活用」)。これを受けて、楽天モバイル側も他キャリアと同等の99.9%のカバー率を実現した上での新プランであるとアピールしたほか、新たなローミングでは両社の技術的な解決で、接続の切り替えがよりスムーズに、シームレスになるとした。
既存の「Raakuten UN-LIMIT VII」のユーザーも6月以降に「Rakuten最強プラン」に自動で移行。また、通信制限については「公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行うことがあります。また、環境により速度低下する場合があります」という注意書きのみ記されている。
発表会の冒頭には、楽天グループトップの三木谷浩史氏も登壇。「できることはなんでもやる。勝つまでやる」という強い意気込みも語られた。
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