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【速報レビュー】Google Pixel 7aは出し惜しみない高性能スマホ!

2023年05月11日 12時00分更新

Pixel 7aの超広角カメラで撮影した夜の景色。超広角カメラの画角はPixel 7よりも6度広い120度をカバー。センサーの解像度は13MPとして、Pixel 7よりも1MP向上しています

充実のカメラ性能。Pixe 7 Proとの違いは?

 カメラは背面のデュアルカメラと前面のセルフィ用カメラが、ともにスペック上ではPixel 7に肩を並べる領域に到達しています。広角カメラは64MPのクアッドベイヤー配列によるイメージセンサーとAIによるデジタル画像処理をかけ合わせて、さまざまなシーンで高解像度・高感度の写真/ビデオが撮影できます。なお、Pixel 6aのデュアルピクセルイメージセンサーで撮影した写真に比べると出来映えにも差が感じられます。Pixel 7aはPixel 7の写真に見劣りしません。

Pixel 7aの超広角カメラで「夜景モード」をオンにして同じ景色を撮影。夜空が青く写るほど明るく撮れます。レンズの絞り値はF2.2

 Pixel 7aのカメラは夜景の美しさに手応えありです。また、最大8倍の超解像ズームにより、遠くの被写体を写しても粗っぽさが目立ちません。

Pixel 6aの超広角カメラで撮影した夜の景色。Pixel 7aの写真に比べると全体に暗く感じられます

Pixel 6aの超広角カメラで「夜景モード」をオンにして同じ景色を撮影。十分に明るいものの、Pixel 7aよりは若干くらい印象です。画角はPixel 7aよりも若干狭い114度

 Aシリーズとして初めて「長時間露光」の撮影機能が追加されています。動く被写体の流し撮りのように写真によるクリエーションの幅が拡大します。

Pixel 7aの長時間露光撮影。強い風に木の葉がなびく「動き」にクリエイティブなぼかし効果を加えられます

 上位モデルとの機能差はPixel 7 Proが望遠カメラを搭載し、マクロフォーカス機能が使えるところです。また、動く被写体の写真を撮影して、後処理によりダイナミックな“動き”を写真に表現する「モーション」モードがPixel 7aにはありません。ほかにも上位モデルならではのこだわりを盛り込んだカメラ機能と、写真や動画を「見る」ためのディスプレイの大きさにこだわるのであればPixel 7 Proを選ぶべきです。

 撮影した写真の機械学習による後加工は、グーグル純正の「フォト」アプリが搭載する「消しゴムマジック」のほかに、被写体が若干ボケている写真をシャープにできる「ボケ補正」がPixel 7aでも使えるようになりました。

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