モノづくりが大好きというMachicoさん
思った以上に短時間で作れてしまうカスタムPCに興味津々
製作パートはGIGABYTEの渡辺技師とK村氏が主にパーツ組み込みと解説を担当し、Machicoさんが両チームを補助する、という形で進行。「あまりPCにはなじみがなく、カスタムPCを見るのも初めて」というMachicoさんだが、各パーツの組み込みを担当する場面では見事な手際を披露。ご本人曰く「視力はとても良い」とのことで、マザーボードへの配線など細かな作業を一発で成功させるシーンでは会場が大いに盛り上がった。
PCはTSUKUMOチーム側に若干の組み込みトラブルがあったものの、両チームとも無事に通電まで完了。最後はMachicoさんの直筆サインやアクリルボード、LEDテープ、シールなど独自のカスタムを施し、見事オリジナルの「Machico PC」が2台完成した。
Machicoさんは「初めて体験させてもらったんですが、詳しい方と一緒だとすごくサクサク作ることができて楽しかった。これを機にカスタムPCに興味を持っていただき、皆さんが世界にひとつだけのカスタムPCを作るきっかけになったらいいなと思います」とコメント。
なお、このセッション内で組み上げられたされたPCは約1ヵ月間、ドスパラ秋葉原本店およびツクモパソコン本店で展示されているため、興味のある人は店舗に足を運んでもらいたい。
カスタムPC=ラーメン〇〇? エンディングセッション
エンディングセッションでは、再びアスキー編集部員とGIGABYTEのテーマトークを実施。「次にカスタムPCを作るならどんなPCがいい?」というテーマでは、自宅の環境が気になるドリル北村が「HEPAフィルターを装着した空気清浄機能付きPC」、大型PCばかり作っているジサトライッペイが「コンパクトでも高性能なマシン」、ジサトラユージは利便性を確保するために「I/Oパネルが上部に来る倒立配置のゲーミングPC」と回答するなど、それぞれの個性が表れる主張が続く。
そんな中、ジサトラヤヒロとGIGABYTEのDora氏は2人揃って「白いPC」と回答。近年はトレンドにもなっているホワイト系の自作パーツや周辺機器だが、選択肢がぐっと増えたことに加え、昔に比べて色合いもよくなっておりインテリアに合いやすいなど、好意的な意見が多く挙がっていた。
最後のトークテーマとなった「あなたにとってカスタムPCとは?」では、「完成後のほうが楽しめるプラモデル」「コンピューターの楽しさを教えてくれた文化」など、比較的真面目な回答が続く中、ジサトラヤヒロの「今のところラーメン〇〇と同じ」という回答が物議をかもす。「カスタムPCは作り終えた後に達成感があって、作り終えたあとはしばらく離れてしまうが、しばらく経つとまたカスタムしたくなる」とその中毒性が特定のラーメンに似ていると指摘。当初はいぶかしんでいたメンバーも「専門用語が多いところも似てる」など、最終的には妙に納得していた。
会場ではGIGABYTE製品の展示も実施
会場ではこれらのセッションに加え、GIGABYTE製品の展示、トークテーマに対する投票企画などを実施。投票者にはGIGABYTEのオリジナルマウスパッドがプレゼントされていたほか、実際の展示商品を前に、担当者へ質問を投げかける来場者の姿も多く見られた。
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