東京大学は5月1日、同大東京カレッジの客員教授として中国アリババ創業者のジャック・マー(馬雲)氏が着任したと発表した。
東京カレッジは東京大学と海外の研究者などを結ぶ仕組みとして2019年に設立された組織。「2050年の地球と人類社会」が全体的な研究テーマで、国内外の研究者の招聘、若手研究者の育成などが主な事業だ。
ジャック・マー氏に関して同大は、「東京カレッジの重要な研究テーマについての助言や支援」「持続可能な農業と食料生産について他の研究者との共同研究、共同事業の実施」「講演や講義を通じて、起業、企業経営、イノヴェーションなどについての豊かな経験や先駆的な知見を東京大学学生や研究者と共有すること」などを期待するとしている。
任期は2023年10月31日までの約半年間。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります