週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

2023年9月にサービス開始予定!

現実世界で一狩りしようぜ!『Monster Hunter Now』発表会&テストプレイレポ

2023年04月19日 21時50分更新

Nianticおよびカプコンは、新作モバイルアプリゲーム『Monster Hunter Now』を発表! 2023年9月にサービスを開始する予定だ

 Nianticおよびカプコンは4月18日、新作モバイルアプリゲーム『Monster Hunter Now』を発表した。対応プラットフォームはiOS、Androidで、2023年9月より全世界でサービスを開始する予定だ。また、2023年4月25日より本作のクローズドベータテストを開始予定。応募についてはこちらをチェックしてほしい。

Monster Hunter Nowは2023年9月よりサービス開始予定。また、同年4月25日より本作のクローズドベータテストを実施する予定なので、気になる人は応募してみては?

 本記事では、ヒカリエホール(渋谷ヒカリエ)で催されたメディア向け発表会の模様とテストプレイレポートをお届けする。

モンハンの世界と現実世界が融合?!
新作モバイルアプリゲーム『Monster Hunter Now』を発表!

 まずはNianticの創業者兼CEOであるジョン・ハンケ氏が登壇し、Monster Hunter Nowの発表とともに本作が誕生した経緯について語った。

Nianticの創業者兼CEOであるジョン・ハンケ氏が登壇

 Monster Hunter Nowは、モンスターハンターシリーズの世界を現実世界で疑似体験できるモバイルアプリゲームだ。自分の住む現実世界に現れたモンスターをハンティングするといったコンセプトで開発された。集めた素材で装備を強化する要素や友達と一緒にハンティングする要素など、モンスターハンターシリーズの醍醐味をスマホで味わえる。ジョン氏によれば、本作はシリーズ経験者だけでなく、未経験者でも気軽に楽しめるように作られているという。

Monster Hunter Nowを発表! 会場内から拍手が湧き起こった

 Monster Hunter Nowは、2018年春に日本・東京に開設された「Niantic: Tokyo Studio」が開発を担当。ジョン氏は、「Nianticにとって、日本がいかに大切な存在であるかを象徴する作品」だと述べていた。同社は日本に強い影響を受けているほか、日本には同社と同じビジョンを持つプレイヤーやビジネスパートナーが多く存在するとジョン氏。そんな本作には、20年以上の歴史を持つモンスターハンターシリーズならびに、日本へのリスペクトが存分に込められているという。

 Nianticは、ゲームを開発するうえで「現実世界で遊ぶもの」というテーマにフィットするかどうかを大事にしている。加えて、同社が持つ「人々のつながりを生み、育む」という哲学に共感してくれるパートナーととゲームを開発したいと、ジョン氏は自身の考えを述べた。今回発表したMonster Hunter Nowは、まさに同社の哲学を体現したゲームと言えるだろう。

 ここでジョン氏は、Monster Hunter Nowの誕生秘話を語り始めた。モンスターハンターシリーズは友達や家族と一緒にプレイする、あるいは新しい友達を作りながら遊べるのが大きな特徴だ。本シリーズならではの"人々のつながりを意識したゲーム性"はNianticの哲学に合うため、面白いゲームが生まれるかもしれない。そこで、"モンスターハンターを題材としたモバイルアプリゲーム"を思いついたそうだ。

 2019年9月、ジョン氏はカプコン本社を訪れ、本作の共同開発を提案した。すると、その翌日にモンスターハンターシリーズの開発陣から「すぐにやりましょう!」と前向きな返事が届いたという。当時を振り返って、ジョン氏は「まさかの展開だったので正直驚きました」と笑みを浮かべていた。

 次に、カプコンの取締役 専務執行役員であり、モンスターハンターシリーズのプロデューサーでもある辻本 良三氏が登壇。最新のAR技術を持つNianticと協力し、新たなモンスターハンターを提供できることに喜びを示していた。Monster Hunter Nowのプロジェクトが始動したエピソードを語ったり、モンスターハンターシリーズの魅力を解説するプレゼンを披露した。

カプコンの取締役 専務執行役員であり、モンスターハンターシリーズのプロデューサーでもある辻本 良三氏

モンスターハンターシリーズの魅力を掘り下げるプレゼンが行われた

 辻本氏は、「本作は今までになかった、まったく新しいモンスターハンターです。モンスターハンターならではの面白さはそのままに、日常の中で気軽に遊べて、かつリアルでみんなと楽しめるゲームに仕上がっています」と述べ、話を締めくくった。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう