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デザインを刷新しよりスタイリッシュに、ビジネスマンに最適なディスプレー

EIZO「FlexScan」の4Kディスプレー2機種登場、ケーブル1本でノートPCの画面出力と給電が可能

2023年04月13日 15時00分更新

ビジネスユーザー向けの4Kディスプレー「FlexScan EV3240X」「FlexScan EV2740X」を発表

 EIZOは4月12日、ビジネスユーザー向けの4Kディスプレー「FlexScan EV3240X」「FlexScan EV2740X」を発表した。4月25日に発売予定で、EIZOダイレクトでの販売価格は、31.5型のFlexScan EV3240Xが17万4900円、27型のFlexScan EV2740Xが13万9700円。

31.5型のFlexScan EV3240X

27型のFlexScan EV

USB Type-C1本でノートパソコンの画面出力と給電が可能

 FlexScan EV3240XとFlexScan EV2740Xは、テレワークに加え、テレワーク+出社というハイブリッドワークをしている人をメインターゲットとして開発した、ビジネス向けのディスプレー。解像度は3840×2160ドット(4K)なので、多くの情報を一度に表示でき、CADやデータ解析などさまざまなプロフェッショナルワークにも適しているという。

 本製品の最大の特徴は、ノートパソコンとUSB Type-Cケーブルを1本接続するだけで、ディスプレー出力に加え、音声再生、USB機器接続のほか、94Wの給電もできるという点(ノートパソコン側が対応している場合)。加えて、ディスプレー本体に有線LAN端子が備わっているので、有線接続によるネットワーク環境構築も可能だ。

USB Type-Cケーブル1本で、ノートパソコンの画面出力、音声再生、USB機器接続、94Wの給電が可能

 ディスプレーは4辺狭額ベゼルを採用しているほか、プロトタイプでは上面とサイド面に通気口を備えていたのだが、デザインを考慮して通気口は背面のみに変更、開発ではこの部分もかなり苦労したという。

 ディスプレースタンドの土台は、従来モデルと比べてU字型に変更。これにより、圧迫感のないデザインとなっている。加えて、新デザインのスタンドにより昇降範囲が大幅にアップ。2機種とも195.0mmになっているので、ディスプレーの高さを上げれば真下にノートパソコンを置いて作業することが可能になっている。

U字型のスタンドを採用

新デザインのスタンド

ディスプレーの真下にノートパソコンを置いて作業できる

 インターフェースは、外部出力がDisplayPort、HDMI×2、USB Type-C、そのほかがUSB Typpe-A×3、USB Type-C、有線LAN端子。加えて、スピーカー出力も従来から強化され、2.0W+2.0Wになっている。

インターフェース

かなり豊富だ

側面にも端子がある

専用ソフトウェアSCREEN INSTYLEが便利そう!

「SCREEN INSTYLE」

 本機種では、専用ソフトウェア「SCREEN INSTYLE」が利用できる。このソフトウェアの画面分割機能により、すっきり整理された画面で作業することが可能。加えて、ホットキーを利用して、2台のパソコンの入力信号をサッと切り替えることが可能。キーボードとマウスをディスプレーに接続しておけば、2台のパソコンを瞬時に切り替えて操作可能だ。

画面分割機能を搭載

 加えて、オートカラーモードも搭載しており、「文章作成」「動画閲覧」「写真鑑賞」といったプリセットが用意されているため、切り替えて使うことができる。ソフト内に好みの表示設定の保存も可能なので、ディスプレーを共有する環境では、1人1人に最適な表示設定が適用可能となっている。

 そのほか、最適な明るさへの自動調整機能や、1cd/㎡までの調光範囲、EyeCare調光方式の採用することでちらつきをカット、ブルーライトは約80%カットなど、目に優しい機能も豊富だ。

 カラバリは、ブラックとホワイトの2色をラインアップ。輝度は350cd/㎡、コントラスト比は2000:1、サイズは、FlexScan EV3240Xがおよそ幅712.2×奥行242.4~250.7×高さ427.3~622.2mm、FlexScan EV2740Xがおよそ幅611.6×奥行242~250.1×高さ370.8~565.4mm。

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