見た目だけでなくコスパも重視
●電源ユニット:ROG-STRIX-850G-WHITE
実売価格:2万5000円前後
また、今回は裏配線側に回ってしまっているため表からは見えないが、電源ユニットもホワイトモデルを採用している。今回の「ROG-STRIX-850G-WHITE」は、フルモジュラータイプで80 PLUS Gold認証を取得したモデルとなっている。
随所にROGロゴをあしらったデザインは、電源ユニットが露出するPCケースでもかっこよくキマるはずだ。また、本製品は付属のケーブル類もホワイトカラーになっている。布製かつピンごとの線がばらけているのでケーブルはかなり柔らかく、自由に曲げられる。
●CPU:Core i5-13400
実売価格:3万3000円前後
その他のパーツについては、特にコスパを重視した構成になっている。CPUは第13世代インテルCoreプロセッサーの「Core i5-13400」(10コア/16スレッド)を採用した。Core i5-13400は、オーバークロック非対応の無印モデルでもエントリー寄りのクラスながら、Eコアを搭載したCPUだ。
第12世代インテルCoreプロセッサーから採用されたハイブリッドデザインでは、パフォーマンス重視のPコアと電力効率重視のEコアという2種類のコアを用いるのが特徴。しかし第12世代のCore i5-12400は、PコアのみでEコアを搭載していなかった。第13世代では、同クラスのCore i5-13400にEコアが搭載されたため、コスパ面で注目されている。
●メモリー:XPG SPECTRIX D50 AX4U32008G16A-DW50
実売価格:6500円前後
メモリーについては、見た目と価格のバランスを取ったADATAの「XPG SPECTRIX D50」(型番:AX4U32008G16A-DW50)」を使用した。ホワイトのベースにLEDを搭載しているため、ケースファンなどとの親和性が高いデザインだ。
●SSD:P41 Plus SSDPFKNU020TZX1
実売価格:1万5000円前後
ストレージには、ソリダイムの「P41 Plus 2TBモデル(型番:SSDPFKNU020TZX1)」を使用した。PCI Express 4.0接続のSSDで、最大転送速度はシーケンシャルリードで4125MB/s、シーケンシャルライトで3325MB/sとなっている。
PCI Express 4.0接続のSSDでは、ハイエンドクラスの製品だとシーケンシャルリード7000MB/sという製品もあるので、それと比べればやや遅めではあるが、そのぶん容量単価は安めになっている。実際、一般的な用途であればハイエンドSSDの性能を発揮するのは難しいため、2TBと十分な容量を持つP41 Plusのコスパを取ってみた。
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