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はんだ付けだけでオリジナルキーボードが作れる工作キットが登場

2023年03月31日 10時00分更新

 オリジナルのキーボードを自作するための制御基板「キーボードを作ろうぜ!キット2」が家電のケンちゃんにて販売中。技術系サークル「FLINT」による同人ハードウェアで、価格は3980円だ。

プログラマブルキーボードの物理版にあたる、はんだ付けのみでキーボードが作れる工作キット。店頭にはイメージしやすいように3つのキーを備えたサンプルが展示してあった

 プログラミングではなくはんだ付けで好みのキーボードを自作するという、難易度低めの工作キット。基板上には109日本語キーボードの配列パターンが用意されており、別売りのスイッチを配線するだけで入力が可能になる。

 5年ほど前に発売された「キーボードを作ろうぜ!キット」の後継モデルにあたり、制御チップが変更されているほか、接続インターフェースがUSB Type-Cに変更された。また、スイッチのLEDを発光させることも可能だ。

基板上のパターンにスイッチを配線するだけ。工作の難易度は低いため、初心者でも問題なくチャレンジできる

基板上には109日本語キーボードの配列パターンを用意。LEDを発光させる機能も備えている

 1つのスイッチに1つの端子のみを配線する仕様で、基本的には2本のケーブルを配線するだけ。基板上には「Ctrl+C」や「Ctrl+V」のような複数キーを組み合わせたパターンも用意されており、同時押しは最大4つまで確認しているという。

 電源はUSB給電で、対応OSはWindows XP(日本語版)以降。基板サイズは100×84mm。

【取材協力】

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