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可愛くて実用的で安い! スズキ「ラパンLC」に1週間乗ってわかったこと

ラパンLCのここが好き! その3
軽自動車ならではの使い勝手

運転席&助手席のドリンクホルダーには、600mlのペットボトル&紙パックが置けます。紙パックジュース愛好家の私としては、かなりうれしいポイント。助手席前のドリンクホルダーは、ギュッと押すと収納できるようになっていて、使わないときは隠せるというのはスマートです

ドリンクホルダー横には引き出しが

助手席側には、コンビニ袋などをかけられるフックが付いています

助手席後ろにはファイルを入れることが出来る収納スペースと、4kgまでかけることができるフックがあります

後席両サイドドアには、ペットボトルが置けるドリンクホルダーが付いています

ラパンLCのここが好き! その35
快適な居住性&積載性能

 シートの硬さは、革張りの少し硬い椅子をイメージして頂けると分かりやすいかと思います。ベンチシートスタイルなので、足を伸ばす&左右に移動がしやすかったので、居間にいる時のようにリラックスできました。

座面を1番下まで下げた状態にして158cmの私が座ると、ヘッドクリアランスはこぶし4個分。1番上まで上げるとこぶし1.2個分のスペースがあります

それでは続きまして後席です。前席を1番後ろに下げると、膝から前席までの距離はこぶし2個分。1番前に出すとこぶし6個分。ヘッドクリアランスはこぶし2個分とちょっと狭めです

荷室は足を伸ばして座ることができ、スーツケースなどを余裕で積むことができます

後席を倒して座るとこんな感じ。寝転ぶと頭1個分くらいにはみ出てしまうので、車中泊は無理そうです。下が絨毯なので、汚れが付くと拭き取りが大変そう……

 気になったのは、荷室の下に敷いてあるじゅうたんがめくれないように両端をピンで止めているのですが、重い荷物を載せた際などはじゅうたんが引っ張られピンが抜けてしまうのが気になりました。毎回抜けて、毎回差し込むというのは少し面倒です。

私オススメのシートアレンジは、前席をリクライニングさせる方法です。ただ、フルフラットにはならず、ボコボコしているので寝るとなると、シートをひいた方が良さそうです

ラパンLCのここが好き! その35
運転しやすい走行性能

 ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、一般道はとても運転しやすかったです。ただ、高速のカーブを曲がった時に若干足が柔らかすぎる……と感じる人はいらっしゃるかもしれません。走行音に関しては、めちゃくちゃ静か! というわけではありませんが、普段話している時のボリュームで、会話を楽しめます。ただ、アクセルを強く踏む場面(坂道など)では、エンジン音がかなり気になります。アクセルをベタ踏みすると、唸りながら徐々に加速していくので、フル乗車での坂道や高速はキツそうだなと感じました。

 ということで、今回は「ラパン LC」の長期レビューをしました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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