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可愛くて実用的で安い! スズキ「ラパンLC」に1週間乗ってわかったこと

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回はスズキの軽自動車ラパンから、特別仕様車「ラパンLC」が登場したとのことで試乗してきました。ウサギのエンブレム、丸いライト、ツートンルーフなど可愛いがギュッと詰まったクルマですが、使い勝手が気になるという方も多いはず。

 1週間ほど日常使いをしてみて、その中で気付いた「良かったこと&悪かったこと」を包み隠さずお伝えします。購入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてください!

「ラパン LC」ってこんな車

 ラパンシリーズから新たに設定されたラパン LCは、ラパンのL&Xグレードをベースに、専用のメッキフロントグリルガーニッシュやメッキヘッドランプガーニッシュが装着された特別仕様車となります。女性ユーザーをターゲットとし、外装のみならず、内装デザインや居住性も、親しみやすくキュートな仕様となっています。

 同じラパンという括りの中にも、「可愛いをギュッと詰め込んだラパン」と「可愛らしさの中に、レトロな雰囲気の漂うラパンLC」という2種類のモデルがあり、自分の好みにあった方を選択できるのも◎です。ちなみに私は、ラパンLCを試乗しました!

ラパンLC 2WD・CVTの主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1525mm
ホイールベース 2460mm
車重 680kg
エンジン 658cc 水冷直列3気筒
最高出力 52PS(38kW)/6500rpm
最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/4000rpm
価格 140万9100円(税込)

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

※初掲出時、スペックに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

ラパンLCのここが好き! その1
大人可愛い外装

ザ・王道可愛いの中に、旧車っぽさがあるのがLCの魅力! とくにそれを感じるのはグリル部分で、フロンテ360というクルマをオマージュしたかのようです

超個人的な意見になってしまいますが、フロントライト上部分がボコっと出ていれば、なおフロンテ360っぽかったのかなと思います。カエルみたいなあの顔つき、良いですよねぇ

サイドから見てもレトロっぽさが盛りだくさんでGood。2トーンカラーでドアハンドルがメッキ、テッチンっぽいデザインのホイールなどが昭和テイストです

 あとは、車高が高すぎないのもデザインにしっくりきているのかなと思いました。軽自動車の規格ギリギリまで大きくしようとしていないので、全体で見たときにバランスが取れています。

リア部分1番のお気に入りポイントは、エンブレムです。後ろから見た時に存在感強めですよね! ちなみに、リアライトに小さなウサギが描かれているのですが、こういう“よく見ると”なデザインもGoodです

ラパンLCのここが好き! その2
もちろん内装も可愛い!

 外装だけではなく、内装も可愛いのがラパンのすごいところ! そして、エモい! エモさを感じるんです。

たとえば、助手席前のテーブルの柄は、コタツの天板を思わせるデザインになっていて昭和感があります。リビングではなく、居間にいるという感じがします

スピードメーターがワンメーター&上部分が盛り上がっているので、FIAT 500(チンクエチェント)っぽいレトロさがあって◎

ホーンボタンがえんじ色なのも、さらにFIAT 500っぽい!

マットやシートなど様々な色合いのブラウンが使われているのですが、派手すぎず地味すぎず、いい塩梅で“おばあちゃんの家”にいるかのように落ち着きます

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